お引渡しとプチ内覧会と写真撮影(神戸市 マンションリノベ)

こんにちは。アイシンク建築設計事務所の池田です。

6月中旬に着工した神戸市灘区のマンションリノベーション工事が無事に完了
(※コロナの影響でトイレは代替品・給湯器は既存利用)し、23日にお引渡し
をさせて頂く事が出来ました。

もっとじっくりとお引渡しの様子をブログで書きたかったんですが、お引越し日との兼ね合い
もあり、お引渡しを終えるとすぐに施主さんと一緒に杉フローリングのオスモ塗装DIYをスタート。

二度塗りをしておきたかったので、速乾タイプのオスモ塗料を選んでいましたが、それでも乾燥
時間(3~4時間)、さらに季節的な事を考慮すると、なかなかハードでタイトなDIYになり、、、

その結果、オスモ塗装の作業中の写真が・・・ゼロ(笑)
ま、なんとか二度塗りまで終えたので良しとしましょう。

そして、翌日はマンションリノベーションの相談を頂いている方やお打合せ中の方にお声がけして
プチ内覧会を開催。コロナがもっと落ち着いていたら、たくさんの方に見て頂きたかったんですが、
それはまだ時期尚早かなと(汗)

姫路市にてマンションリノベーションをお打合せ中の方と床面積や家族構成も近かったので、今後の
住まいづくりの参考にして頂けるんじゃないかなと思います。

プチでしたが久しぶりに見学会が出来てよかったです。内覧のお願いを快諾して下ったお施主さんには
本当に感謝感謝でございます。

いろいろな方に見てもらうプレッシャーもありますが、それ以上にたくさんの意見を聞くことが出来る
のが、見学会の楽しさの一つだなと、改めて感じる事が出来ました。

そしてそして、プリ内覧会の翌日は、待ちに待った!?竣工図の写真撮影。
12年の付き合いになるオリンパスのE-620を相棒にファインダーを通して、自分の設計内容を
じっくりと感じる時間を過ごしてきました。

今回の現場で用いた広葉樹材は当所のある猪名川町の東山材木さんにて選定・加工をしてもらった
ので、いつもよりも愛着が(笑)

床高さがあがる箇所の框には、栗材を利用。硬さもあり、わたし好みの木理・色合いが空間にほんの少し
のアクセントをつけるように思っています。

こちらも同じく東山材木さんから持ってきたナラ材。幅20cmほどのキッチンカウンターに
用いていました。框に用いたクリ材同様にわたし好みの木理・色合いの広葉樹材です。

玄関の平使いの框は栗材を用いています。
これまでは矩形(長方形)に製材してシュッとした意匠にしていましたが、アラフォーが
近づいてきたせいか、感覚がちょっと変わってきているようで、それぞれ樹形の柔らかさを
感じられるような意匠が好みというか落ち着くようになってきまして、今回からこうした
使い方をやってみています。

年齢による感覚的な変化もありますが、倉庫から自分で選んできて、どう製材をするか(≒どう見せるか)
をその場で聞かれるからこそ、出来た仕上がりかなと思います。

ま、よくあるんですね。別に珍しいわけじゃないですが、作品集やSNSを参考にしたわけじゃなく、
いろいろと自分で動いてみて考えてみて、この使い方にたどり着けたのが嬉しいんです(笑)

そんな事を考えながら、この日はじっくりと設計をさせてもらったお住まいと向き合う事が出来ました。

さ、事務所で写真の傾き、ゆがみを編集して、設計事例に加えますよ~!
設計のポイントブログも書かなきゃです!そちらもぜひお楽しみに~