ついに養生撤去(神戸市 マンションリノベーション)

こんにちは。アイシンク建築設計事務所の池田です。

ついにこないだまで半袖で外作業していたのに、、、
あっ!!!!!という間に気温が下がり、日が暮れると凍えるほどに
なってしまいました(汗)

まだ種を蒔いたばかりの野菜もあるのに、、、この気温でも何とか発芽して欲しい。

昨日はついについに養生がめくられた神戸市灘区の現場へ。

奥さんにご足労頂き、お引渡し前の最終チェックをして頂きました、、、が、
内装仕上げや建具吊り込みを終え、ずいぶんと住まいらしくなった現場をご覧になり、
チェックどころ??ではなかったご様子(笑)

わたしも一緒に全体のチェックを済ませましたが、大きな問題は見当たらず。ほっとひと安心。
細かな箇所については、お引き渡し後に生活されてからではないと気づかな事もあるので、
一ヶ月点検時にでも手直しさせて頂こうと思います。

チェック時?奥さんと盛り上がったのがホールからLDKへと入るところに設けた米ツガの框戸。
どの住まいでもそうですが、この框戸って全体の雰囲気というか住まいを象徴するような気がするんですよね。

プランニング時に奥さんからイメージをお聞きして、自分なりに施主さん家族らしく、そしてかっこ可愛くなる
ように意匠を検討したんですが、こうした初めての試みは仕上がりを確認するまではいつもドキドキハラハラ
ですが、すごく気に入って頂けたようでひと安心。

足元が米ツガの板張りになる重厚な印象になるのでいつもより少し框の見つけを細くし、羽目板幅と揃える事で
すっきりと見えるように意識してみました。高さも天井いっぱいの設えにしているので、より建具の存在が際立つ
ように思います。

先日、施主さんがDIYでタイルを貼られた洗面も建具やミラーの他、設備類が設置されて、
あとはシール処理を残しているものの、これでほぼ仕上がり。

今回も洗面器はTOTOの実験流し。わたしの中では、ある程度の意匠性を持っていて、洗面と
スロップシンクの二刀流となると、この製品に絞られてくるんじゃないかなという感覚。
オシャレな洗面器は国内・海外メーカーにたくさんあるんですが、”ちょっと洗う(下洗い)”
をするには物足りないサイズが多いんですよね。。。

また、サイズの大きな実験シンクの場合、洗面水栓ではバランスが合わず(スパウトが短い)
キッチン水栓を用いる事が多く、水栓の存在感が強くなってしまう事があるのですが、
今回の壁付水栓だと実験シンクでもすっきりとした印象の洗面空間になったように思います。

その他、栗框とモルタル土間の玄関やぐるぐる家事動線、米ツガサンルーム等、語りたい事
いっぱいあるのですが、それは完成写真と設計ポイントの振り返りブログでの楽しみに
とっておこうと思います(笑)

では、また!