i think建築設計事務所について

 

はじめまして。
i think(アイシンク)一級建築士事務所のホームページを見つけて頂き、ありがとうございます。

皆さんの”暮らし”の参考書となるようなサイトを目指して、設計や素材等の住まいに関する事だけ
でなく、暮らしに関するさまざまの事を日々、更新してきたいと思っています。

そして、”住まい”や”暮らし”をご提案する立場だからこそ、自分自身の暮らし方をより深く、より
愉しいものにし、住まいづくりに反映していきたいと考えています。

まずはじめに

PC・スマホ・SNSが普及し、たくさんの情報がとんでもないスピードで行き交っています。
画面からに溢れ出て来る情報の多さに、自分の意見なのか誰の意見なのかが分からなくなってしま
う事も多々あります。
便利なように、快適なように感じますが、情報が勝手に入ってくる現代に時に疲れを感じます。

とはいえ、この流れはそう簡単に変化しないでしょうし、さらにスピードをあげていく事でしょう。
私たちはそのような社会の中で強く逞しく生きていかなければなりません。
超高齢社会に人口減少による都市部と地方のさらなる二極化、なんとも難しい時代だなと思います(笑)

「あなたは、どんな暮らしをしたいですか?」

”生きる事”の大部分は、”暮らす事”にあると思っています。
住まいづくりの時間は、理想の暮らしを想像する中で、自分がどんな生き方をしていきたいのかを
考え、自分自身を見つめ直す良い機会だと思います。

そして、それは私たちがこの情報過多の時代を生きていく上で、とても大切な機会であるはずです。
住まいを考える際、カラーやスタイル等の流行りではなく、10年後、20年後、30年後に”どんな
暮らしをしている自分が好きか”をイメージしてみて下さい。

「変化を許容するのはシンプルな住まい」

暮らし方の変化を包み込むような、シンプルで素朴な住まいが好きです。

ふつうに見えるけども、だんだんと味わいの出る素材を使って、気づけば愛着たっぷりになっている、
そんな住まいをお渡ししたいと思っています。

「自宅で過ごす時間が自分にとってかけがえの無いもの」
そんな風に想ってもらえる住まいを一緒につくっていきたい、と思っています。

設計に対する考え

■日々の暮らしを意識した廻れる動線を計画します。

機能的な動線を計画する事で暮らしが愉しく・快適に
ものとなるようにする事を設計の基本と考えます。

都市部のけっして大きくない住戸でも廻れる動線を計画
する事で住まいに奥行きを感じられ、動きやすい住空間
とする事が出来ます。

人が集まりやすいキッチンにおいても廻れる動線を計画
する事でコンパクトで使いやすいキッチンを設けやすく
なります。

引戸を用い、動きやすく開放的な空間を計画します。

空間を開放的に感じられる基本的な設計手法としては、
対角線(斜辺)をプランにうまく利用する事です。

この対角線にさまざまの要素を繋げていくと一層、空間
を広々と感じられるようになります。

建具は省スペースな”引き戸”の基本とし、壁の中に収納
出来る”引込み戸”を設計にうまく取り込む事で大きな空間
を仕切ったり、時には繋いだり出来るようにして、住まい
の中に対角線へ抜ける視覚を作り出します。

多義的に使える場所を計画します。

住まいのプランを考える際には、必要な空間と同時に多義
的に使える”空白”の空間も計画するようにしています。

それは必需品というよりも、住まい手さんの遊びゴコロ
くすぐるような、暮らしに愉しさを与える嗜好品のような
役割という感覚です。

例えば、窓際のベンチや二畳ほどの小上がり空間。決して
大きくないですが、どう使うか想像力が掻き立てられるよ
うな空間になれば良いなと思っています。

■必要な場所に適当な収納スペースを計画します。

「収納スペースをできるだけたくさん作ってください」
世界的に見ても日本の各家庭の所有物は圧倒的に多いよう
なので、どうやら日本独自の悩み事なのかもしれませんね。

プランをする際、大きな収納空間をつくるよりも、それぞれ
の場所に合った収納空間を計画するように意識しています。

デスク周りであれば”A4ファイル”を一つの基準にして、
クローゼットやキッチンであれば、使用頻度を基準として、
収納物がどういった動きをするかを考えながらプランします。

■キッチンを暮らしの中心に考え、プランをします。

もう少し付け加えると、ダイニング空間を含めた”食”に関する
空間を暮らしの中心にして住まいのプランを考えています。

リビングを暮らしの中心にする事もありましたが、”食”に対す
る認識、共働き等の生活環境の変化があり、寛ぐ空間よりも
”暮らし”に近い要素が中心となるような要望が多く感じます。

キッチンも様々なタイプがありますので、ヒアリングを行い
ながら、住まい手さんに合ったキッチンを提案しています。


■暖かく涼しい住まいとなるように計画します。

既存住宅の改修においては、断熱材の再充填開口部の
(ガラス取替や内窓新設)を行い、省エネな住空間
となるように計画し直します。

特にマンションリノベーションにおいては、既設開口部
の室内側に新たに窓を設置する”内窓”による室内からの
熱損失の低減
が非常に有効です。

断面がハニカム(蜂の巣のような六角形)になったブライン
ドを設置する事でより一層の断熱補強を行う事が可能です。

■限られた既存の開口部を最大限生かす

窓(≒外部との繋がり)は、自由に設けられる新築工事との
一番の違いであり、リノベーションにおいては設計士の一番
の力の入れどころ
だと思っています。

特に、マンション住戸において外壁部及び窓は共用部にあた
る為、触る事が出来ませんので、既存の開口部を”どう使うか
、どう生かすか”心地の良い住空間をつくるのに大切なポ
イントだと思っています。

マンションでも日が射し込む清潔感ある水回りを実現します。

 

素材に対する考え

国産の杉材・木材を使った住まいづくりをご提案します。

床材は主に、奈良県吉野にある丸岡材木店さんにお願いして
いる杉フローリングをご提案しています。

原板の状態で時間と手間を掛けて中低温でじっくりと乾燥
されており、美しいピンクの色合いを残しつつ、縮みや反
りの発生の発生が少ない材木を用いています。

幅21,5センチ・厚み30ミリの杉フローリングは踏み心地が
良く、無垢材特有のさらっとした質感が心地よく感じられます。


■空間のアクセントには無垢の広葉樹材をご提案

シンプルな住空間に少しアクセントを効かせる為、キッチン
カウンターや飾り棚等には色合いや木目に特徴にある広葉樹
材を用います。

施主さんや住まい全体の雰囲気やその用途を考慮しながら、
住まいそれぞれに合った広葉樹材をご提案するようにしてい
ます。

「取入れて良かった!」と言って頂く事の多い提案内容です。

 

 

■自然の内装材を使います。

 

 

 

 

 


■遮音性能の高い二重床の使用を基本とします。

 

 

 

 

■塗装

 

 

 

 

 


■木に合う素材