■profile
池田 郁夫(いけだ いくお)
1985年3月15日生まれ
兵庫県川辺郡猪名川町 出身
■経歴
2009年 建築専門学校を卒業
2009年~2014年 マスタープラン一級建築士事務所
2014年 i think二級建築士事務所を開設
2017年 i think一級建築士事務所を開設
■趣味・性格
建物やインテリア(店舗内装とか)、家具、食器、陶器、民芸雑貨などを見たり学んだりする事が好きです。
近年は、野菜やお米づくりも実践し、”暮らし”だけではなく、”生きる事”への探究心が増しています(笑)
性格は、、、”典型的なB型”と言われる事が非常に、非常に多いです。
褒められているのか、けなされているのかは分かりませんが、”典型的なB型”だそうです。
お会いした際に確かめてみてください(笑)
生まれ育った兵庫県猪名川町で
自然豊かな田園風景とバブル期の郊外ニュータウンが混在する兵庫県の猪名川町という場所に移り住み、
自らの手で空き家を事務所に改修しながら”自分らしい暮らし”や”豊かな暮らし”とは何か?を模索し、
建築設計業の傍ら、野菜やお米を育てたりして日々を過ごしています。
事務所は約60年前に建てられ、誰も住まなくなり廃墟同然になっていた空き家を譲ってもらい、
大工さんはじめ、職人さん方の手を借りながら、当所の事務所、そしてカフェとしてリノベーション
を行い、空き家物件の再生・活用を図りました。
”生きる”≒”暮らす”という発想からのスタート(笑)
私が”建築”という仕事に興味を持ったのは、、、土曜日の朝に放送されていた”渡辺篤史の建物探訪”と
いう番組。個性的な設計の住まいに渡辺篤史さんが訪問し、その設計意図を読み解きながら家中を歩き
周るわけですが、なぜだか当時中学生だった僕にはそれが無性に面白かったんです(笑)
それと、ちょっと恥ずかしいですが、、、
中学生にありがちな”生きるとは何か?”みたいな疑問(空想)からで、”生きる”≒”暮らす”ことだ、
っという発想にたどり着き
”暮らす” ≒ ”住む”
↓
”住む” ≒ ”建物”
↓
”建物” ≒ ”建築士”
っというような、恐ろしく(でも中学生らしい笑)発想で、建築士を志すようになりました。
今があるのは、渡辺篤史さんのお陰ですね(笑)
その後、建築系の専門学校を経て、
兵庫県西宮市にあるマスタープラン一級建築士事務所に入社し、そこで無垢材や自然素材を使った
マンションリノベーションの設計監理をはじめ、たくさんの事を学ばせてもらう事が出来ました。
また、その事務所は既存のマンション住戸または中古マンションのリノベーションの設計に特化しており、
多くの現場を経験する中で、現在の建築業界の課題となっている”住宅ストック(空き家)”の活用・再生に
対する意識が強くなるきっかけだったように思います。
ストック住宅を提案の中心に
ひとりの建築士として、新築需要ではなく、今後大きく社会問題化するであろう”ストック住宅(空き家)”
を住まいや暮らしの提案の中心において活動をしていきたいと思っています。
住まいの改修の設計監理やインスペクション(調査)、耐震・断熱補強等の建築分野だけではなく、
既存住宅の流通(不動産)や町おこし(行政との連携)にも関わっていく事が目標です。
そして、人口減による都市部と地方のさらなる二極化、超高齢化社会、働き方改革、年金等将来への
不安などなど、私達を取り巻く環境はより一層目まぐるしく変化していく事が予想されますが、
そんな時代にあった住まいや暮らし方を提案していけるように励んで行きたいと強く思います。