格子がお目見え(神戸市 マンションリノベーション)

こんにちは。アイシンク建築設計事務所の池田です。

昨日は”中秋の名月”という事で夜は外に出て、空を見上げ、、、
ていましたが、残念ながらの曇り空。それでも、満月でとても明るく
幻想的な夜空を愉しむことが出来ました。

さて、シルバーウィーク前半の最終日の月曜日に神戸市灘区のマンションリノベーション現場へ。
今月末で大工さんによる木工事を終え、来月からクロス工事に入りますので、そのクロスの選定打ち合わせを
お施主さんご家族と現場で行いました。

行いました、、、と言いながらも、ドタバタとしてしまい、お打合せ中の写真がなく反省、、、(汗)

クロスは、全体は白い織物調のシンプルなクロス。トイレのみ石・塗り調の薄いグレー色のクロスとなりました。
ベースとなるクロスで悩む事はあまり無いんですが、アクセントクロスとなると、分厚い分厚いカタログで色やら
柄やら機能やら、本当にたくさんの種類が用意されていて、、、最初は「選び甲斐がある」と思うんですが、段々と
「何が何やらもうワカラン」となる事もしばしば(笑)無事に決まってよかったです。

木工事は細かな造作ばかりの段階となっており、先週でホール・洗面を間仕切る米栂の格子壁が出来上がり。
視線、灯り、風が格子の間を抜けて、やんわりとふんわりと間仕切ってくれています。

洗面側から見るとこのような仕上がり。
洗面カウンターとその下の固定棚が格子に組み込まれ、反り止めの役割もしています。

ホールにある窓からの日差しが格子を通り抜け、天井にスリット状の模様を描いています。
これが格子のもう一つの楽しみどころ。この現場は北側からの光なのであまり動きはないと思うん
ですが、南側だと格子で出来る影が動くのが日時計みたいで面白いんですよね。

洗面収納も組み上がり、その他の建具が吊り込まれる箇所も仕上がっているので、そろそろ建具屋さんに
採寸&現調を依頼しておきます。今回は、框戸に中桟を入れて板張り部分を設けているので、その仕上がりも
楽しみの一つです。

では、また!