空調のお化粧、ラッキング工事

兵庫県の片隅、猪名川町からこんにちは。
アイシンク建築設計事務所の池田です。

例年ですと、そろそろ鼻がムズムズ喉がカイカイになる時期ですが、
今のところまだ平気。このまま何事もなく初夏を迎えたいですが、、、
そうはいかないんでしょうねぇ。。。

さて、今日も川西市でリノベーション工事が進むフラワーショップ・はなまるさんの現場へ。
以前にストップをかけた天井カセットエアコンの再施工が行われました。最終仕上げとして、
空調配管の保護・防音・断熱の工場に用いるラッキングカバーという方法で配管を巻いてもらう
事で鉄骨構造が見える、工場感のある空間と合うようにしてもらいます。

天井カセットエアコンの室内機と鉄骨梁との隙間がかなりタイトになっている部分があるので、
ラッキングを巻ききれない部分が出る事も想定し、テープ巻も極力きれいに見えるように配慮して
もらっています。

あまり住宅系では出会うことの無い工種なので、初めてラッキング作業を間近で見ましたが、
想像以上にさくさくと進みます。直管を繋ぎ、直管と直管と45度エルボーでカバーして、
あれよあれよと、40分ほどで作業完了。上階デッキスラブの色合いとも合い、構造現しの
天井とも違和感なく納まりました。

あ~よかった。最初の配管時はどうなる!?!?っとかなり焦りましたが、これならはなまる
さんも気に入ってくれることでしょう。

外部に目を向けると、大工の小島さんは壁下地を終えて、枠造作を進めていってくれています。
あとは画像の左側の自動ドアの手間に設ける引込み戸の枠周りが出来たら、外部も杉板を張って
いけます。止水栓との取り合いがあったりしますので、その辺りの対策考えないとですね。