枠造作と電気配線仕込み

こんにちは。アイシンク建築設計事務所の池田です。
夜、事務所で仕事をしていると、、、日に日に虫(特にカエル笑)が奏でる音が
大きく賑やかになってきている事を感じます。

人によると思いますが、この音に包まれるのが年々心地よくなってきています。

さて、戸建て住宅のリノベーション工事が進む、猪名川町の現場ですが、本日は大工工事と同時に
電気の仕込み作業も行われました。

以前に下見に来てくれていたコマドリさんが、床張りを終えたタイミングに合わせて現場入りです。
まずは、既設の配線を整理しつつ、新たに照明やスイッチ・コンセントを設ける場所までの配線経路を
確認していきます。

規模の小さなリフォーム工事ですが、間取りの変更と設備機器の取替が出ると、電気屋さんの仕事量
がどんどんと増えていきます。また、配線スペースとなる壁や天井が出来上がっている状態での作業と
なる改修工事の方が電気屋さんは四苦八苦。配線出来そうな空間(隙間??)探しにひと苦労という印象です。

コマドリさんが屋根裏で作業している間、大工のよっちゃんは内窓を新設する窓枠の造作を進めます。

元の窓枠は栂材+塗装となっており、この窓枠を撤去して、新しい窓枠を入れる というパターンもありますが、
その場合、既設の窓枠はすすすっとサッシや壁から外れてくれるわけはなく・・・ある程度壁面をめくらないと
撤去が出来ないわけでして・・・めくるという事はその部分の補修が出るわけで、今回は7か所の内窓新設です
ので、補修も7か所となり、、、それはコスパが悪いと判断。

今回は、既設の窓枠の前面(見つけ面)の上から、同幅の桧材を留めて、内窓設置の為の見込み寸法を確保する事にしました。
改修っぽさ出ますが、きれいにすべて取替! というよりも、こうした新旧入り混じった意匠が結構好きなんですよね。

コマドリさん、よっちゃんが作業する横でわたしはギャラリースペースの間仕切り壁の下地を開始。
水回りのタイル土間面の床下地もやらなきゃだし、、、あれ!?わたしの仕事詰まってきた!?!!

現場に入り浸る毎日が始まりそうな予感です(汗)