杉の壁板張りに着手

こんにちは。アイシンク建築設計事務所の池田です。
連日の現場作業で少し痩せてきた・・・かも!?!

動いていると(デスクワークと比べると)間食が少なくなるので、その影響か!?
とにもかくにも、改修が終わる頃には幾分かスリムになっているかもしれませぬ。

さて、猪名川町のリフォーム工事の現場は窓枠造作を終えて、壁下地へと入っています。
よっちゃんはというと、取替を行うキッチン周囲の壁下地を進めてくれています。

キッチン長さやキッチンパネルの割付、窓枠の取り合い等を考慮しつつ、下地を組んでいきます。
太い材で頑丈に!といければ良いのですが、仕上がった際の納まりから逆算していくと、そうはいかない
場合も多々あるわけでして・・・(汗)

胴縁や合板を加工したりして、納まるように下地を組んでもらっています。
これも改修工事の楽しさ(難しさ?)の一つかなと思います。

よっちゃんがキッチン周りの下地(キッチンふかし壁・吊り収納の下地)を進めてくれている
間にわたくしはというと、トイレのタイル土間面への床下地を仕込んでいました。

今回のリノベーション工事で動線を ホール⇒トイレ ではなく ホール⇒洗面脱衣室⇒トイレ へと変更。
以前のトイレ空間がやたらと長細く(昔に小便器があったりしたのかな)一部分を収納空間へと活用し、
トイレをコンパクトな空間へとやり替える事になりました。

その為、洗面脱衣室 ⇔ トイレ の床高さを揃える必要(出来るだけバリアフリーのご要望)が出てくる
わけで、洗面脱衣室とトイレの段差(トイレが低い)は、15~10ミリほど。

土間面に排水口があり、お掃除等の際にはそこに水を集める為に”土間全体をすり鉢状”になっています。
「左官屋さんてすごいなぁ・・・」と思いつつも、そのすり鉢状のところにまっすぐな床下地をつくらなきゃ
いけないわけでして、、、しかもタイル面を相手に、、、

レーザーで洗面脱衣室との差を測りながら、胴縁やコンパネを加工した材をコンクリートビスとコンクリボンド
を駆使して、床下地をつくっていきました。

ボンドが固まると、かなりガッチリとしていましたが、不安は残る・・・ので、タイル面と下地材の間に
無収縮モルタルを詰めておく事に。これで、まぁ、大丈夫でしょう。

よっちゃんに杉フローリングを張ってもらうと、”線”が”面”になり、上を歩いても安定しているのが分かり、
とりあえずはひと安心です。

トイレの床下地を終えたわたしが次に向かったのは、施主さん待望のギャラリースペースのワークカウンターの壁板張り。

今年の2月にお引渡しをさせてもらった 川西市にあるお花屋のはなまるさん の改装工事で少し残った白塗装を施した
杉板をこちらで活用させてもらいました。

はなまるさんの時は大工の小島さん・松野さんが張ってくれるのを見ているだけだったので分かっていませんでしたが、
小幅の板張りはやってもやっても進んでいる気がしない(笑)

まだかなりの範囲の小幅板張りが残っているというのに、、、これ、、、終わりますかね!?!?