木製建具の吊り込み
神戸市湊川の店舗改修工事は本日で二十日目(実働)となり、楽しみに待っていた
木製ドアの取付が行われました。
数日前から雨予報で庇があるとはいえ、屋外に面する建具なので半分外作業で
どうしようかな・・・と悩んでいましたが、小雨程度の様子だったので、予定
通りに実施してもらいました。。。が、既存庇のどこかから雨が入っている
ようで、建具の真ん中あたりからポタポタと・・・(汗)
シールが切れているのか、、、やり直し必要ですね・・・
さて、まずは桧の建具枠に丁番やドアクローザーのしゃくり加工を施していきます。
ドアクローザーの溝じゃくり加工は、上を抜いての作業になるので、なかなか辛そう(汗)
しかししかし、この埋込式のドアクローザーは金物が表に一切見えず、意匠的にすごく優秀。
木製建具の雰囲気を壊す事なく、クローザーとしてもしっかりと機能してくれますので、
お気に入りの金物の一つです。
無事にドアクローザー加工と取付を終えて、ドアハンドルを取付。
今回はアイアンハンドルではなく、お店のイメージに合わせて、木ハンドルを選定。
ハンドルも建具の大事な要素ですので、どうしようかなと悩んでいましたが、
豊能町(猪名川町のお隣)にある上手工作所さんのショールームにイメージに近い
ドアハンドルが!!!納期も短く、工期の短い店舗改修にはありがたい(涙)
しかも、ハンドル径や金物の質感等、実物を見ながら検討出来るのがありがたい。
今回は木製ドアハンドル スクエア(真鍮)ナラ材に決定。
まだ防水防汚のクリア塗装を施していませんが、このような意匠になります。
グレーの色合いの中に木の柔らかな素材が入り、良い塩梅じゃないでしょうか。
時間が経ち、少しずつアメ色になっていき、もっともっと雰囲気のある建具・
店構えになっていって欲しいですね。
明日はいよいよお店の肝!?とも言える排気フードの吊り込みです。
うまく納まる事を祈ります。