内装工事が終わり、より美容サロンらしい空間へ(池田市 店舗設計)
いよいよ、本日から猪名川SOHOの改修工事がスタート。
お手伝い(いや、邪魔・・・)したいですが、他の仕事詰まっているので職人さんに任せようと思います。
しかし、今回は自分の場所の工事ということで、いつもとは異なる興奮を感じています。
ちょっと施主さんの気持ちが分かったような気がします。また、ブログでもご紹介出来ればなと思います。
さて、前回は夜中の現場確認(というか、気分転換)でしたが、今回は日中に『hair studio comodo』の
オーナーさんと一緒に工事進捗を確認してきました。
改装工事は大工さんによる木工事が終わり、内装工事へと進んでいます。
まずは壁・天井のクロス工事からですが、現場確認時にはもうクロス張りが終わっており、白いクロスと木の濃い
色合いのコントラストが映える空間へと仕上がっていました。
オーナーさんは久しぶりの現場確認となり、徐々に美容室らしくなってきた状況に大興奮(笑)
早速、現場内を歩き回り、什器や施術時のイメージを膨らませているご様子でした。
前回のブログでも登場した”L字の作業カウンター”も組み上がりました。
受付・お会計、調剤、商品(ワックスやコンディショナー)の展示販売、SNSやHP更新等、施術
以外の作業をこのカウンター空間にぎゅっと詰め込み、機能的な空間となるように提案・計画しました。
口に入れても大丈夫なほど安全性の高いオーガニックな薬剤を用いるオーナーさんにとっても、お客さん
の見える場所で調剤作業を行える事は”施術の透明性”を向上出来る、と考えていたようでこのカウンター
の計画で意気投合した事を思い出します。
木製建具が入る枠造作も終わり、ファサード面の仕上がりもとても愉しみになってきます。
店舗とはいえ、建具からの隙間風又はガラス面からのドラフトで不快感を感じないように、たくさん調べ
たくさん聞き、たくさん悩んで木製建具の計画を描きました。どれくらいの成果があるかワクワクします。
さて、『hair studio comodo』さんの斜向かいには、人気の家具ショールーム『HOUSE OF TOBIAS
JACOBSEN 』さんがあり、そちらの柔らかな印象の外観を借景に出来ればなと考えています。
白い塗りつぶしの板壁に、大きく育ったトネリコの葉のゆらぎ、白熱電球の温かな灯り、、、
この風景を美容室の計画に取り込まないわけにはいかないです。
シャンプー台が置かれる奥のスペースも仕上がりつつあります。
Rの垂れ壁もクロスで仕上がるとより一層可愛らしさというか、奥の空間との仕切りと
して機能するようになったように思います。
この後は、土間のコンクリート打ち、照明・設備機器の取付け、建具吊り込みと続きます。
それが終えれば、DIYのオスモ塗装(ラーチフローリングと外壁)が待っています。
上手く塗れるか、、、不安ですが、しっかりと養生するところから頑張ろうと思います!
では、またー!