解体作業で現れたものとは・・・?(池田市 美容室)

大阪府池田市で進んでいる美容サロンの改装工事は、面積も限られている事もあり
着工から3日ほどで解体作業があらかた完了との連絡。

昨日は日曜日で現場の職人さん方はお休みでしたが、設計図の作成を進める為、
解体を終えた現場の確認に向かいました。

入り口から見た様子。
手前のコンクリート土間のゾーンが、”カットスペース”・”待合”・”受付”。そして、奥に見える
一段上がったゾーンの中央が”シャンプースペース”、左側が”サニタリー空間”となります。

ほっこりオーナーさん一人で切り盛りするので、コンパクトで見通しの良い空間構成を意識しました。

手前側のゾーン(カットスペース・待合・受付)は、コンパクトな空間でありながらも、少しインパクト
と言うか非日常的な空間にしたかったので、天井はつくらずに木造の梁及び二階床下地を現しにします。
(ペンキ塗装を施すかは検討中・・・)

電気配線類をどう処理するか、、、少し考えなきゃですが、高さ3mの空間はなかなか刺激的です。

古い建物でしたので、解体時になにか想定していなかった物が出て来るかな、、、
と不安半分期待半分でいましたが、工事に大きく支障のあるものが出てくる事はなく一安心。

ただ、二間半(建物間口)を飛ばしている梁のみ鉄骨トラスとなっており、モスグリーンの
色合いが良いアクセントになっています(笑)個人的にはこのまま現しておきたいなと企み中。

奥のゾーン(シャンプースペース・サニタリー・収納)から入り口側を見るとこうした様子。
シャッターを両方上げると、結構開放的な空間になります。

シャンプースペースは外部からの視線に配慮して、道路から少し奥に配置しています。
カットスペースとの境には100センチほどの高さの壁も新たに設けるので、仕上がりは手前側の
ゾーンとは反対で、開放的になりすぎないように意識しました。

照明照度もぐっと抑えて、落ち着いた空間となるように計画しています。

シャンプスペースの床に用いるラーチ(カラマツ)フローリングも現場に無事到着。

オスモカラー(ウッドステインプロテクター)のウォールナット色を塗布して撥水性を持たせると
同時に少し濃い色合いにする事でより落ち着ける空間を目指しています。

ファサード面(外壁)にもこのラーチフローリングを張る予定なのですが、ます向かいにあるとっても
おしゃれなアルネヤコブセン専門店の意匠に倣って、ホワイト系に塗装したいなと悩み中。。。