給排水配管の新設

こんにちは。アイシンク建築設計事務所の池田です。

改修の打ち合わせが進んでいる川西市のお花屋さんのプランがまとまり、
今月中に設計監理契約(と同時に工務店さんと請負契約)して、年明けから
工事開始の予定。ここ数年で個性ある店舗をたくさん見てきたので、それを
生かしていきたいなと思います。

さて、古民家の離れ改修工事は土間コンクリートの打設を無事に終えて、次は厨房とトイレの為の
給排水工事へと取り掛かります。出来ることは先にやっておこうと配管が入ってくる箇所を穿孔。

トイレは既存タイル床の上に新たに床を組むので、レベルをしっかりと出してから穿孔を行いました。

さ、これで水道屋さんに仕事入ってもらえます。

繋ぎこみの為に既存の排水配管を探すものの、車の出入りや降雨等で土が動いてしまったのか、
会所を探せど探せど中々見つからない(汗)

どうにか見つけ出して、配管が見えるまで掘削。この部分に新たな排水配管を繋ぎこむ会所を設けます。
また、給水配管も横に走っていたので、給水もここから分岐して、厨房・トイレへと新たに配管を予定。

車の出入りがある範囲は地面を掘削して、給排水配管を埋め込み。
勾配が少し緩やかになっているので、ところどころに掃除口を設けてくれています。

重機の費用を抑える為、すべて手作業しましたが、やっぱり土を掘るってしんどい(汗)
特にここらへんは粘土質の土だったので、重い重い。。。

車の出入りの無い範囲の排水配管は犬走りの上に露出配管としています。
将来的にはこの上にデッキを組んだり、、、と想像が膨らみますね。

給水配管は凍結防止の為、保温材を二重で巻いた上、地中に埋め込んでいます。
猪名川町北部も積雪はかなり少なくなっているようですが、年に数回は強烈な
に冷え込むので、凍結対策は必至です。

建物内部の給排水配管は、施主さんが挑戦してみるとのこと。
厨房の配列等考慮しながらですので、しっかりとした墨出しが出来るかどうか!?

この後は少し木工事を進めて、12月中に電気屋さんに仕込みに入ってもらう予定。