建具吊り込みと桜無垢カウンター(兵庫県 カフェ)
こんにちは。アイシンク建築設計事務所の池田です。
11月もあっという間に半分が過ぎ、世間の動きも賑やかに?慌ただしく?なってきたように感じます。
え?、、はい、、わたくしも相変わらずドタバタと・・・しております(汗)
さてさて、猪名川町の空き家カフェ改修工事は待望の!?建具が吊り込まれました。
一人でこの現場の解体を始めてから約3年ほどの間、外部との仕切りはずーーーっとブルーシートだけでしたが、やっと外部としっかりと区切れるようになりました。
土間の引違い戸はここで使われていた建具を再利用したものですが、新たな錠前を取付てもらい、鍵はディンプルキーでとなっており防犯性はとても向上しました。ま、、、まだガラスが入っていない箇所があったりと、他に隙ありまくりですが(笑)
今日の大工さんは、店内入り口横に設けるスタンディングカウンターの造作中。
カウンター材はカフェオーナーさんが勤め先で譲ってもらった桜の無垢材。
割れ(と少しの腐り)もありますが、磨けば桜材特有の淡い赤褐色のカウンターになってくれそうです。
厨房の窓を跳ね上げ式の窓につくり変えてもらい、その窓下に桜のカウンター材を。屋外の方が居心地が良い季節に店内に入らなくても注文が出来るようにしてもらいました。
また、このカフェへは下の敷地から階段で上がってくる動線になっているのですが、目線を想像するとこのスタンディングカウンターのある面が一番最初に見えてくるはず。
つまり、このお店の第一印象、とも言える大事な場所です。
味わいの深い素材とカフェオーナーさんらしさが感じられるように仕上げてくれてたように感じています。
ちなみに、、、建具だけじゃなく、桜カウンターを支えているスチールの脚もある部材を再利用。
リノベーションして、今はわたくしの事務所となった元農機具小屋に吊られていたスチールの収納棚を分解して、これからは外部カウンターを支える脚として頑張ってもらいます。
撤去した収納棚はもう一組あるので、そちらをどう使うかは、、、乞うご期待。
そしてそして、電気が本線へと切り替わりました!
これまでは昔の形式(単相単線式)で200Vを取り出すコトが出来ませんでしたが、これで容量の大きな家電類や調理器具類の使用も心配するコトがなくなります。
水道、、、ガス、、、そして電気!!あとは悩ましいのはネット回線。どうしたものか。。。