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こんにちは。
アイシンク建築設計事務所の池田です。

12月から大阪市の阿倍野区にて新たに木のマンションリノベーションが
始まっています。、、、が、なかなかブログを更新出来ず、随分とタイムラグ
が出来てしまいました。。。反省(・_・;)

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5日から始まった解体工事は、おおよそ3日でバラしやゴミ出しを終えて躯体及び吹付け断熱材が露わ
になったスケルトンの状態へとなりました。

60~70㎡ほどの床面積の住戸であれば、3・4日でここまでからっぽにする事が出来ます。

上の画像では解体工事の最後の作業として、既存フローリングの裏面に貼り付けてあるスポンジ(緩衝
材のような物)をケレンで剥がしているところ。遮音フローリングってボンドを使って躯体(コンクリート)
面に直に貼り付けている事が多いので、どうしてもこの地味な作業が出てきてしまうんですよね・・・。

時間を掛ければきれいに剥がれるのですが、この作業は躯体(若しくはその上のレベラー)を直に削る事
になるので、下階の方にはかなりご迷惑をお掛けしてしまうわけなんです。。。

そういう事情もあり今回は、解体工事の後に控えている乾式遮音二重床(タケムラ工業 ジャストフロア)
の施工に支障の無い部分は残しすようにお願いしています。

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キッチン(φ150mm)と浴室・トイレ(φ100mm)の換気ダクトの経路を確認。
だいたいはマンションの竣工図通り、私の想定通りに施工されていて計画に干渉する事もなく、
ほっとひと安心でした。

換気ダクトは、この切断面から先を新しい配管へ接続していく事になります。

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次は既存の給水給湯をチェック。
MB内からさや管が躯体と一緒に打設されており、そのさや管の中に給水・給湯の樹脂配管が通って
いて、それぞれのヘッダに接続・分岐されていくようになっている状態です。

この機会に配管を抜き替えてもらうようにお願いしたのですが、どうにも抜けない・・・との事で
専有部分(躯体取り出し口)から先のみの取替・分岐となりました。

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こちらはさきほどの給水給湯のさや管とは別系統で仕込まれていた”浴槽の高温差し湯配管”と
”浴室ガス乾燥機の往き還り配管”。こちらも抜き替えをお願いしていましたが、どうにも抜けない
ようで、、、給水給湯と同じく、専有部分からの取替となりました。

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次は解体前は壁で囲われて見えていなかった汚水・雑排水の竪配管の位置及び接続高さをチェック。

まずはキッチンや洗面・浴室等と接続する雑排水の竪管から。
各設備機器の排水経路と排水勾配(この場合は1/100程度)を計算して、計画通り(躯体面⇔杉床
面が120mm)に配管が可能かをチェックしていきます。

今回は計画通りの床高さでは、キッチンの排水勾配の確保が難しそうだったので、基準の床高さを少し
あげる事で対応してもらう事にしました。

浴室・洗面・洗濯パンを設置する空間は、床高さをさらに10cmあげているので問題なく配管する事
が出来たようです。

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こちらがトイレを接続する汚水竪配管の接続口。
リノベーション工事でトイレの位置(ちょっとだけ)及び方向を変える為、配管経路が少し複雑になり
配管方法によっては間仕切り壁との取り合いも出てくるので、事前に現場監督さんに相談をさせてもら
いました。

間仕切り壁の下地があらかた立ち上がった段階で、その部分をもう少し詰めていければなと思います。

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居室(人がいる時間が長い部屋)は天井懐のない直天(コンクリートに直接貼り付け)仕上げで
したので、電気配線や吊り天井を支持させるインサートもなくすっきりとしています。
お陰で既存の熱感知器の渡り配線もしっかりと確認する事が出来ました。

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配管や配線などなど、スケルトンになった現場をあらかた確認した後は、自分の頭の中にある仕上がり
イメージと現場で実際に見た感覚とを擦り合わせる作業に没頭したり、、、

現場調査時にもいろいろな事を想像するのですが、こうして何もなくなった状態になると、その時とは
違った感覚になったりします。意匠的なことじゃなく、実生活での便利さや注意すべき箇所などを肌に
感じるんです。、、、が、傍から見ていると、ただぼーっとしているように見えるかもしれません(笑)

次回は、乾式遮音二重床の施工・杉フローリングの確認くらいでしょうか。
また工事の進捗、お伝えさせていただきます。


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