大工工事も終盤、ハーフユニットバスの造作を残すのみ
みなさん、こんにちは。
アイシンク建築設計事務所の池田です。
朝晩はかなり冷え込みようになってきたように感じますが、日中はまだまだ暖かく動き
やすい日が続いていますね。こんな事言えるのも、あと少し、、、なのでしょうか(・_・;)
今年はどんな、どんな冬将軍がやってくるのか、今から恐々としています。。。
さて、今日は兵庫県西宮市で進む木のマンションリノベーションの現場監理へ。
大工工事も本当に終盤。っというか、ちょっとはみ出てます(笑)
最後は厄介な?つくり応えのある?タイルと木を組み合わせたハーフユニットバスの浴室の施工。
西村大工は、透湿防水シート及び防水テープを用いた防水処理の為、木下地の造作中。
点検口の仕組みをより気密が取れるような形に変えたくて、図面見ながら説明していたんですが、
なかなか伝わらず、なんだかんだで一時間ほど話をしていました(笑)
その甲斐あって?イメージ通りに進めてくれているご様子。
今までよりも手間が掛かるとは思いますが、湿気の侵入が少なくなると思うので、お願いしました。
洗面室側のトーメイガラスのFIX窓、片引きの上吊り框戸の枠(米ヒバ)周りは施工済み。
水切れな良くなるように枠の上面は斜めになるように加工してもらっています。
ちょっとの事ですが水回りに木部を用いる際は、出来るだけの事はしておいて損は無いはず。
また、西からの陽射しが直接浴室に入ってきて、なんとも気持ちよさそうな空間になりそうです。
浴室から洗面室そして、造作ベンチを設けた小リビングの方向を見ると、バルコニーまで視線が
すーっと抜けていきます。
実際、そこまで建具を開け放って入浴しないとは思いますが、こうして「ラインを揃える」
、「素材を揃える」ふたつの手法を用いる事で、広がりを感じられるかなと思います。
ま、実際には広がっていないんですけど。あくまで錯覚ですが、同じ面積で狭く感じるよりも
広く、奥行きがあるように思えた方がお得かなと思います(笑)
その他の部屋の壁及び天井のボード張りは終えられており、いつでも内装工事へと移れる状態。
この後はまず、天井面に珪藻壁紙張り。
ビニールクロスのような厚みや柔軟性が無いので、下地(ボード面)の凹凸が顕著に表れてきます
ので、クロス屋さんにはいつも以上に丁寧に作業をしてもらう必要があります。
特に北側の就寝スペースは天井面を照らす間接照明を設置していますので、細心の注意が必要と
なってくるだろうと思います。
西村大工との話し合い、設計監理で現場をうろうろしていたら、あっという間に午後5時。
まだまだ明るいですが、管理規約で作業時間が定められている場合は、規約厳守です。
窓際造作ベンチと多様性のある小リビングを持つ住まい(兵庫県西宮市)
完成写真はこちら↓の画像をクリックしてください。