杉羽目板天井とすっきりフォルムの洗面器

2日連続の現場監理となりました。
昨日は既存吹付け断熱の欠損部の補修、今日はカタラーノ社の洗面器「ZERO(ゼロ)」が
現場で据えられるとの事でしたので、2日連続で現場確認に行ってきました。

っというわけで、ブログは一日にまとめて進捗お伝えいたします。

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大工工事も終盤へ突入といったところ。
現場では、窓際造作ベンチのある小リビング(セカンドリビング的な)の天井に杉の羽目板が
張られている段階。

お見積お打合せ時にこの羽目板の仕様(節ありか、節極少か)で結構お悩みになられていたの
ですが、まだ途中ではありますがこの仕上がりを見ると”上小節(節が少ない)”をオススメして
良かったかなと思います。

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小リビング天井の杉羽目板は洗面脱衣室、そしてハーフユニットバスの浴室へと続きます。
(あ、天井埋込みの建具レールが図面よりも出ているような気が、、、(・_・;)

視線の抜ける方向と相まって、施工面積以上に感じられるので、すっきりとした上小節がベター
だったのかなと改めて思いました。

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小リビング側から洗面脱衣室・浴室の方向を見ると、こうした仕上がり。

洗面との動線を仕切る建具は、天井や壁と同じ杉羽目板材で仕上げる事で建具の存在を消して、
隠し扉のような仕上がりになってくれたら良いなと思っています。

小リビング = 籠り空間 という捉え方をしているので、他室への動線を出来るだけ消して
少し奥まったような雰囲気を漂わせたかったわけです(*´ω`*)

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洗面脱衣室では、水道屋さんが洗面器の据付を開始。

さきほども少しご紹介したカタラーノ社の洗面器「ZERO(ゼロ)」はイタリア製。
日本製の製品とは給排水配管の仕組みが異なったりする事が多く、っというか日本製品及び施工
説明書が本当に親切に出来ているわけでして、、、どんな仕組みになっているか、気になって
いたのです(・_・;)

まず、質感・艶及び色合い、良し。シャープですっきりとしたフォルムも良し。
そして、何と言っても半埋込み式で18cmほどの深さは多目的に使えて、カウンター式の洗面
台とする場合は住宅に最適な製品と言えるのでは無いかと思います。

ただ、75cm幅を選んだ事もあると思いますが、結構な重量。
カウンター式の場合はカウンターを強固(框などで垂れ防止)にするか、背面の壁に支持させる
必要がありそうです。

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水栓はGROHE社の壁付き水栓「Essence」。
壁付水栓って個人的にあまり見掛けた事なかったんですが、ZEROとの組み合わせはよくある様子。

フォルムはさすがにきれいなぁ、という印象。
水垂れも無いので、洗面器のお掃除は楽になるのかなと思います。

想定外だったのが、壁付き水栓の支持金具の大きさ(っというか太さ?)
確保していた壁の厚みでは納まらずに急遽、壁をふかし事で対応してもらいました。
そりゃあ壁だけで支えるんだもんね、、、良い経験になりました(・_・;)

設置はまた後日という事でしたが、接続は問題なく出来そうでしたのでほっとひと安心。
タモ材の相性がどう映るか、愉しみにしてまた現場監理に向かおうと思います。では、また!