間取りが感じられるように(神戸市 マンションリフォーム)

こんにちは。
アイシンク建築設計事務所の池田です。

昨日の台風はなかなかの雨風でしたね(汗)
当所のある猪名川町では、暴風警報も発令されるほどの強風が吹き、
今朝に周囲を見回ると、大きな被害こそ無かったものに、すだれが外れていたり、
ブルーシートが遠くに飛ばされていたりと、風の強さを実感しました。

さて、先週の土曜日ですが、マンションリノベーション工事が進む神戸市灘区の”回れる
家事動線と可変大空間のある子育て世代マンションリノベーション”の定期監理に向かいました。

現場につくと今日は二人体制。小島さんとナカニシさんが作業中。
挨拶しつつ現場に入っていき、小島さん、ナカニシさんそれぞれに声を掛けるんですが、なんだか
ナカニシさんの動きがギコチナイ・・・聞くと、今朝からぎっくり腰で徐々に動けなくなっているそう(汗)

ナカニシさん、くれぐれもお大事に。。。

現場は間仕切り壁の下地が組まれ、写真だけだと「なんここっちゃ??」だと思いますが、実際にこの場に立つと、下地が組まれた
だけでも仕上がりのスケール感や動線が分かるようになり、住まいらしさをかなり感じられるようになっています。

これまでの設計させてもらった事例からなる、わたしなりの”標準寸法”があり、それを基に設計をしれいるので、この段階で大きな
ミスをする事はないですが、やはり実寸で感じることが出来ると安心します。

それと同時に、これまで立体イメージや頭の中にあったものが出来たきた事が何度経験しても嬉しくて嬉しくて(笑)
出来たての回れる動線を家事をイメージしながら、ぐるぐると何度も回り続けました。

新たな廊下・ホールに北側の開口部を取り入れることでマンション住戸の悩みの一つである”玄関まわりの暗さ”を改善。
窓際には家族みんなで使うワークカウンターも設け、廊下というよりもフリースペースといった印象の空間になります。

この開口からの日射がホールと繋がる洗面空間にも届き、これまたマンション暮らしの悩みの一つである”水回りの暗さ
(閉鎖感)”の改善を図っています。戸建てだと普通な事も開口部が限られているマンション住戸ではひと工夫必要に
なってきます。

南側の空間がほぼ間仕切り壁はありませんので、これから大工の小島さんは米ツガの枠造作へと入っていきます。
カウンターの桧巾ハギ材や合板・ランバー等の段取りも進めて、お盆明けか下旬には現場にいれておきたいところです。

ではでは、また現場向かいましたら、進捗お伝えしていきます。