陶芸乾燥棚と作業机の製作
こんにちは。アイシンク建築設計事務所の池田です。
ずいぶんと暖かくなりまして、建築業の傍ら精を出している農業の方も
夏野菜の準備が忙しくなってきました。
今年からはすべて種からの苗づくりをしているので、植付のタイミングを
逃さないよう(ずれないよう)に前もって準備をすすめなきゃなと思います。
そうそう、恒例になったもち米の芽だしもそろそろです。
5月下旬の植付に向けて、苗づくり進めなきゃです。
さて、農作業でドタバタとしている中、以前から相談をもらっていた川西市の陶芸家さんのところへ。
昨年に大工のよっちゃんと一緒に電気釜のある納屋の屋根修繕をさせてもらった現場でございます。
はなまるさんの工事中に伺う予定にしていたんですが、わたくしが体調を崩して延期となってしまい、
外部での作業もあったので、暖かくなるまで作業をずらしてもらっていたのでした(汗)
まず作業の一つ目は、電気釜に入れるまでの間に作品を乾燥させる収納棚の製作。
使っていない押入れがあるとの事で、その中に木地を組ませてもらい、作品を乗せた杉板を差し込める
ようにしました。
築年数が経っている事もあって建物が傾いているようで、レーザーで水平をとると、押入れ内部の距離で
2cmほどの傾斜(汗)レーザー持ってきておいてよかった・・・。
杉板は猪名川町の東山材木さんに巾24cmの杉板(天井板)があったので、それを利用。
合板でもよかったんですが、無垢材の方が水気の吸込みと乾燥が繰り返す環境に適しているのかなと思います。
作品の標準的な高さもお聞きして、高さを変えながら3段ずつの棚板を確保しました。
喜んでもらえてよかったよかった。
二つ目は、作品を形作る作業台の製作。
現状の作業台では奥行が狭かったそうで、事務所にあった古材等を使って、作業台を製作してみました。
天板は角材でフレームを作って、乾燥棚に使った杉板を天板に利用。
「季節や気分によって作業台の場所を変えたい」との事でしたので、出来るだけ軽く(でも頑丈に)
なるように考えてみましたが、ボリュームがあるので女性一人での移動は難しい!?かなと(汗)
引きずれば動かせそうですが、、、
そして最後の三つ目は納屋の建具の取替。だったんですが、作業台の据え付けあたりで気力が尽きて
いたようで、建具取替時の写真がない(笑)
事務所で前もって塗装を施していた写真しかない・・・(汗)
色はタカラ塗料さんにお願いした”アイシンクグリーン”で塗装してみました。
少し濃いめの落ち着いた風合いの緑色です。
納屋の建具がずいぶんと痛んでいたので、事務所にあった杉板を使い扉を製作しました。
現場で面付き錠の加工等をして、無事に納まっているのですが、、、写真がない(汗)
とりあえず、相談頂いていた内容はすべて出来たのでよかったよかった。
次は”玄関に網戸をつけたい”もしくは”和室を板間に変えたい”とのご要望が(笑)
次は、、、秋ですかね!?