平面プランのご提案と3Dパースの製作(大阪市阿倍野 マンションリノベ)
どうも、こんにちは。
アイシンク建築設計事務所の池田です。
今日、いちご植える為の畝を立てようと思っていたのに朝から雨(・_・;)
タイミング逃すとあっという間に12月になっちゃいそうなので、さっさと
植えないとです。
さてさて現在、大阪市阿倍野区にて木のマンションリノベーションのお打合せを進めております。
10月初めに平面プランのご提案、そしてこないだの日曜日のお打合せ事に製作した3Dパースを見て
もらい、リノベーション後のお住いのイメージをお伝えさせてもらいました。
まだ確定ではないですが、仕上がりの雰囲気を3Dパースでちょこっとご案内。
70㎡弱の住戸にご夫婦+子ども一人(二人になる可能性も有り)のお住いを計画。
決して床面積に余裕があるわけではありませんので、、、
空間の使い方が限定される”間仕切り壁”は極力控え、引き戸・引込み戸を用いる事で建具の開け閉め
による可変性のある空間となるように意識してみました。
建具を開けていれば、住戸の端から端が見通せる。小さな事ですがそんな所も意識しています。(笑)
さぁ、まだ変わっていく可能性がありますが、現状をざくっとご紹介させてください。
LDKの全景。南から北側を向いています。
障子の向こうに多目的空間(子ども室だったり、音楽室だったり、就寝スペースだったり)を確保した
ので、LDKはかなりコンパクト。でも、これくらいのコンパクトさは個人的には好みの広さ。
家族と一緒にいても、近すぎす遠すぎずといった距離感を感じてもらえたらいいなと思います。
↑多目的空間とLDKを間仕切り障子を開け放った状態。
住戸の端までが見通せて、ワンルームのような間取りになります。
施主さんとお打合せをしている限りでは、当分はこの状態で生活されるのかなと想像しています。
プライベートな空間(子ども室)が必要になれば、建具を用いて簡易に区切っていく、そんな捉え方です。
キッチン奥にはパントリーを設け、ウォークインクローゼット又は洗面脱衣室へ行き来する中継地点の
ような役割も持たせています。
キッチンからはパントリー ⇒ 洗面脱衣室 ⇒ 玄関土間へとまっすぐに続く家事動線を確保しつつ
北側の(ちょっと大きめの)腰窓とも繋げる事で、湿気・熱気が籠りやすい水回り空間に自然通風を
取り込めるようにプランしています。
子ども室だったり、音楽室だったり、就寝スペースだったりする多目的な空間から見るとこうした
雰囲気になります。(ほぼ)同じ割り付けの障子を入れる事で、空間の連続性を感じられるかなと。
そして、ご夫婦就寝と子ども室などなどで空間を間仕切る場合(ご夫婦就寝と子ども室とか)、中央
の梁下に設けた縦格子(兼戸当り)にそわすように造作の本棚・ワードローブを組み込めば、個室と
して機能させる事が出来ます。
手前の障子は壁の中に、奥の障子は格子壁の背面に引き込む事で開時に一体感のある空間となるよう
プランしてみました。
このプラン、、、ワンルームの間取りにする事で、廊下っという空間がほぼ無く、生活空間を有効に
確保する事が出来たかなと思います。
少しだけプランを修正し、工務店さんに工事お見積を依頼して、次回はお見積お打合せとなります。
ご予算を頭に入れながらプランをしてはいますが、イメージ通りの費用が出て来るかいつもドキドキ
ハラハラ(?)するもんです。
なんとか年内の着工へ向けて頑張りましょう!