前回のブログの”着工前の床の部分解体。床の厚み等を確認する”で
で確認出来た内容を設計にも反映し、いよいよ木の部分リフォーム工事がスタート。

まずは、現状の内装材や設備機器を撤去する、”解体工事”から始まります。

大規模なリフォーム・リノベーションの場合は、解体工事を専門とする職人さん
に任せますが、部分リフォームの場合は既存部分の規模(廃材量)が小さい事・
既存利用箇所との取り合いがありますので、大工さんにお願いする事が多いです。

解体屋さんの方が作業は速い(作業人数も多い)のですが、部分的に残しながら、、、
っという作業は苦手というような印象があります。

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今回の兵庫県西宮市での部分リフォームでは、大工工事を担当する西村さんが工事一日目
から解体作業にあたってくれました。

また、全面リフォームよりかは少ないとはいえ、壁・天井や設備機器、造作家具をばらすと結構な
廃材が出ます。搬出は共用廊下を通っての作業となりますので、出来るだけコンパクトにしようと
思うと、結構な手間・時間が掛ります。

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加えて、搬出時に共用部分をキズをつけてしまわぬよう、搬出経路は養生をしっかりと行います。

基本は、現場ポーチから階段(又はエレベータホール)、そしてエントランス(搬出出入り口)の養生
を行います。石膏ボードから出る白い粉をひっぱり、思いもよらぬ所まで汚してしまっている事もあります。
工事をお願いした工務店さんでは、白い粉が目立たぬように白いシートで養生する事が多い様子。

尚、全面リフォーム、部分リフォームに限らずに、この共用部分の養生作業は必ず行います。

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解体工事のスタートと同時に設計図面通りに工事が可能なのかもチェックして行きます。

全面リノベーションのように水回り等を大きく動かす場合は排水縦管の位置・距離がポイントになって
きます。今回の工事では水回りの大きな移動はありませんでしたので、配管の問題はありませんでしたが、
工事が進む中で二つの問題点がわかりました。

あず、凸凹としていた天井面(折り上げ天井と言われる形)をフラットな形状に作り変える計画で進めて
いましたが、↑の画像の左上に映っている配管(LDKに隣接する和室へのエアコンの冷媒先行配管です)
がある事が分かりました。
撤去すればフラットに収める事は出来ますが、和室へのエアコンの設置が出来なくなってしまうので、
一度施主さんに確認してもらう事にしました。(次回のブログでまたご紹介します。)

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もう一つが、廊下天井から入り込んで来ている電話・LAN・電気配線の束。

これは電気屋さんにお願いして配線経路を現状の”廊下⇒LDK” から ”廊下⇒洗面⇒キッチン⇒LDK”
へと新たに配線をし直してもらう事で、設計通りに工事を進められました。

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↑西村大工さん、キッチン部分の解体作業中の様子。

上記の天井凸部分のみの解体もそうですが、どうやって作られているかをイメージ出来る大工さんだから
こそ、部分的な撤去が可能になるかなと思います。

この現場では造作キッチンの製作も西村大工にお願いしていましたので、このキッチン部分の解体を
しながら次に控える大工作業をイメージしていたのかなと思います。

この解体工事で止むなく設計変更が必要、、、っとなる場合もありますので、そうした場合は
施主さんへの電話やメールだけの説明ではなく、一緒に現場確認をして対応内容をご説明させていただく
ようにしています。

解体工事と杉フローリング張り工事を一緒に書こうと思っていましたが、ちょっと長くなってしまった
ので、杉フローリング張り工事はまた次回。


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