キッチンカウンター&杉羽目板壁の造作

こんにちは。
アイシンク建築設計事務所の池田です。

明日は、尼崎市塚口のイメージパースのご提案。
現時点での完成度は7割ほど、、、な、なんとかなるかな、、、(汗)

さあ、もうひと踏ん張り頑張りましょう!

イメージパース作成に追われつつも、伊丹市の現場からお電話。
図面通りの電気配線が難しそうで、、、電話じゃ埒があかないので急遽、現場へ。

スイッチ高さをすこーし変更して、無事に納める事が出来ました。
それ以外にも電気屋さんと打合せしておく事もあったので、ちょうど良い機会になりました。

IMG_3576

一方、大工の宮口さんによる木工事も進んでいます。
現場に向かった際は、キッチンカウンター&収納の下地づくり中でございました。

キッチンは既存設備を再利用するのですが、台輪をつくり5センチほど嵩上げする事
になりますので、その場合の取り合いを確認しながら慎重に作業を進めてくれていました。

IMG_3584

リビングの杉羽目板張り壁も仕上げられていました。
全体の壁面積を考えると、バランスの良い施工面積だったかなと思います。

目線に近い”垂直面”の板壁仕上げは、思っていた以上に存在感を放つ事が
あるので全体とのバランスは注意しておかないといけません(・_・;)

今日は仕上がりを見られて、ほっと一安心でした。

IMG_3600

ダイニング上部には、LED照明器具を仕込んだコーブ照明(間接照明)を設けています。
幕板の杉板は照明器具の目隠しをすると同時に、既存天井の見切り材を兼ねています。

ダイニングは、”天井面をほんわりと照らすコーブ照明”と”テーブル上に吊るペンダント照明”の
ふたつの照明のみとなり、器具の存在感を極力小さくするようにしています。

IMG_3581

米ツガ材に楕円曲線のケガキが施されています。
こちらは、、、どこの部材でしょう!?

IMG_3608

正解は、、、廊下に設けたニッチの天板でした。

行き来の多い動線上にありますので、もしぶつかっても痛くないように
全体的にR面(カーブ)を取ってもらいました。少し可愛らしい感じに。

IMG_3593

この伊丹市のリノベーション現場の一番の難関、引込み戸と回転引込み戸の組み合わせ。
少しずつですが、形が見えてきました。

この溝が突かれた箇所には積層材のVレールが嵌め込まれます。
こちらの進捗具合は、もう少し進んだら詳しくお伝えさせてもらおうと思います。