大工さんが現場つくる造作キッチン&収納

こんにちは。
ithink建築設計事務所の池田です。

寒くなってきたなーそろそろ防寒着を用意、、、
っと思っていたら、日中は汗ばむ日もあったりと、、、

例年、この時期にかるーく風邪をひいたりするので、
注意しておきましょう(・_・;)

季節の変わり目、皆さんもくれぐれもご自愛くださいませ。

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●大工さんによる造作が進むキッチンと収納家具

現場はキッチンや収納家具、ウッドデッキなどの造作工事が進められています。
大工さんの作業もこれが終われば完了!っとなります。

藤川さん!最後のひと踏ん張り、よろしくお願いしますね。

さて、上の画像はLDKのリビング側からキッチン・ダイニング方向を見た様子。
右がキッチン、左がダイニングとなります。

今回のキッチンはシンク&作業スペースとコンロが分かれているⅡ型タイプ。
シンク&作業スペースはステンレスで90×180センチのアイランド型。
その背面には、引出しが3段あるキッチン収納にコンロスペースが設置されています。

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引出しの幅はおおよそ100センチほど。
調理器具や食器の他、食材のストックにも使ってもらえるかなと思います。

また、詰め込んでもゆっくりと閉まる”ソフトクロージングシステム”の引出し金物を使って
いますので、勢い良く閉まって引出し無いでワレたり、、、っという事はありません。

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引出しが閉まっている状態。

天板・側板は桧幅ハギ材で組んでもらい、引出しはシナ合板を用いています。
全体的に白っぽい、明るいイメージの仕上がりになりますので、珪藻土塗り壁
との相性も良くなりそうです。

この家具の構造を支持させる為の下地がつくられていましたので、シンプルでも
とっても丈夫な造作家具が出来上がっています。

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●キッチンのステンレスパネル折り曲げ納まり

マニアックなところですが、、、キッチンコンロ側の仕上げパネル張り。
今回はステンレス板張りでございまして、端部はアングルで納めずに折り曲げてくれています。

監督の中島さんの提案でしたが、見切りアングル無し見た目もすっきりとして良い納まりです。

※誰も捲っていない養生シートを容赦なく剥がしたのは、、、そう、ワタクシです(笑)

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●パントリー ⇒ キッチン ⇒ ダイニングと続く動線・通風

キッチンの奥、リビングからは見えにくい場所に食材や日用雑貨を収納出来る
パントリーと冷蔵庫スペースを設けています。

バルコニー側を見ると、掃き出し窓とまっすぐに繋がっている事が分かります。

ちょうど大工の藤川さんがコンロ側キッチンの造作作業を進めてくれているところ。

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本日は現場確認以外にもちょっと用事がありまして、、、

OBさん宅のペンダント照明(トルボー)のコード長さを電気屋のシンペイ
さんにカット加工をしてもらいました。

カットしてもらうのってね、、、結構、緊張するもんなんですよね。
当たり前ですが、カットしたら、、、もう戻りませんからね、、、(・_・;)

しっかりと紙に図を描いて、シンペイさんにカット位置をお伝えしました。

取付は、、、、無事に完了。
「コードリール無しですっきりした」っと喜んで頂けました。

藏家さん、シンペイさん、急なお願いに対応して頂き、ありがとうございました!

さあ、今回はここまで。
次回は造作工事の確認とクロス張り工事の様子をお知らせ出来たらなと思います。

 

窓際造作ベンチと多様性のある小リビングを持つ住まい(兵庫県西宮市)
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