大阪市平林で開催された広葉樹フェアへ

こんにちは。
アイシンク建築設計事務所の池田です。

外に出ているのが心地よい季節となりましたねぇ。
事務所横にある畑には、夏野菜の植え付けもほぼ終わり
今年もたくさんの収穫を楽しみにしてなと思います。

さて、日曜日に大阪市にある”材木の町・平林”の橘商店さん倉庫で開催されていた”広葉樹フェア”に
お邪魔してきました。栗・タモ・ウォールナット・チェリー・栃・ケヤキ等が会場内に所狭しと並べら
れ、いつもは静かな倉庫がこの日は、賑わいのある空間に設えられていました。

このイベントはエンドユーザーさんの参加・材木の購入も可能なのですが、来場者のほとんどが工務店
さんや大工さん、設計士さん等の建築業界のプロ。荒木の状態の材も多く、なかなか仕上がりをイメージ
出来ませんし、仕上げや加工の手間も必要になるので、そのハードルは高くなってくるかなと思います。

今回は、そんな催しに建築とは関係の無い友人と一緒に行ってきました。

夏場から戸建て住宅のリノベーションを控えており、ダイニングテーブルも欲しい
との事でしたので、タイミングよく開催されたこのこ”広葉樹フェア”に誘ってみました。

ダイニングテーブルに持つイメージが、【6~8人が掛けられる】。
もうひとつが、、、【テーブルらしくない仕上がり】との事。よく話をすると、きれいに
製材・カットされた天板ではなく、材木自身の曲がりが生かされたようなテーブルが好みだそう。

事前に聞いていた予算を考えると、幅ハギ材の天板かなと思っていましたが、イメージを叶えると
なると、お目当ては無垢の一枚板。

リノベーションの事や樹種・木目、費用の事を相談しながら、会場内をぐるぐると、、、本当に
ぐるぐると見回り、友人が選んだのは塩野商店さんが出していたウォールナットの一枚板。

長さは2,7mほど。木口割れが少しあるのでカットするとしても2,6mの長さのあるダイニング
テーブルをつくる事が出来そう。プランをしっかり練って、このダイニングテーブルが住まいの、
暮らしの中心となるように出来たらなと思います。

私の目がいったのが、タモの無垢板。幅は50cmほどでしたが、目立つような割れも無く、
節もなくて本当にきれいな材にうっとり。

改装中の事務所の窓際に設けるカウンターにしたく、最後まで悩みましたが、、、断念(汗)
あーでも今、画像で見返していたら、やっぱり欲しいなぁ、、、。

次回の広葉樹フェアは、秋か来年の春かまだ決まっていないようですが、木の家具お考えの方、
ぜひぜひ遊びに行ってみてください。