型枠バラシと外壁色(杉板縦押し縁張り 能勢町)

2019年も残すところ、あと一日。
仕事のような趣味のような作業がたっぷりと残っているわけで、
ずーっとゴソゴソとしております。

さて、そんなゴソゴソとしている合間に大阪府能勢町の作業工場の新築工事の現場確認へ。
12月から着工し、余堀→捨てコン→配筋→ベース打ち→本打ちと進み、型枠バラシまでが年内に完了。

作業場で床仕上げ無し(土間仕上げ)ですので、基礎天はGLから150mmの低めの設定。
とはいえ、GLから道路側が500mmほど下がっているので、道路側の基礎はそれなりの迫力です。

周囲の埋戻しも終わり、基礎だけですが、少しずつ完成した姿がみえてきたように思います。

年明け二週目からは土台敷きと建方を行う予定。。。になっていますが、例年通りだと結構な頻度で
積雪があるので、運搬が出来るかどうか、、、が心配です。

作業場は5つに分かれており、各空間に車の搬出入口を設けています。
狭いところでも2,2mほど確保出来ているので、2tロングくらいまではいけますかね(笑)

内部の土間コンクリート打ちも基礎工事に続いて行いたかったのですが、この時期は凍結の
恐れもあるので、外壁・屋根が出来てから(つまるところ2月になりますかね・・・)という
ことになっています。

型枠がバラされた基礎のチェックと同時に外壁に用いる杉材の塗装色決め。

上棟後に屋根葺き(ガルバ縦ハゼ)を行うとして、、、外壁張りは2月からといったところ。
遅くとも1月末には杉材の塗装を終えていたいので、さっさと塗料を決めて段取りをしておかないと
いけないわけです(汗)

今回使用する塗料はキシラデコール。

最近、水性の製品もシェアが広がっているようで、扱いやすくて良いなと思っていたん
ですが、油性と比較するとカラーが限定されるようで、、、今回は断念。

カラーは#109のシルバグレイ と #116のブルーグレイ のどちらかで検討。
なかなか決めれずにいたので、現場で考えようと少し大きめのサンプルをつくって、悩んでいると
救世主(建築主の息子さん)が登場。

「親父やったら、こっちの色が好みかなぁ。」
と指差したのは、#116のブルーグレイ。

私の中で、

無難 = #109のシルバグレイ
挑戦 = #116のブルーグレイ

という図式でしたので、背中を押されたというか、味方が増えたというか(笑)そんな気持ちです。
癖が強めの借り主さんたちに何言われるか不安でしたが、味方が出来たので#116のブルーグレイ
に決定します(笑)

色決めは本当に難しい。。。気持ちが揺らぐ前にさっさと塗料注文しようっと。
届き次第、ちょびちょび能勢で塗っていますので、興味ある方ぜひぜひ手伝ってください。

ではでは、良いお年を~