築浅マンションのリノベーション工事が着工(伊丹市 全面改修)
こんにちは、池田です。
一日遅れのブログになってしまいましたが、昨日から伊丹市にて
築浅マンションのリフォーム工事がスタートしました。
間仕切り壁はほぼ撤去して、間取りを1LDKの形式に変更。
床は乾式遮音二重床+杉フローリング張替え、壁は珪藻土左官塗り。
建具、照明もやり替え。ざっくりとですが、こうした工事内容です。
お打合せ当初は、もっと規模の小さなリフォームで計画がスタートしましたが、
無垢床と遮音性能の兼ね合い(部分的な施工だと動線内に段差が発生する)や
リフォームに対する考え方についてお話するうちに、ほぼ全面という内容にまとまりました。
ただ、築浅マンションで設備機器はまだこの先も十分に使える状態でしたので、大工工事の
前に脱着・保管をしてもらい、大工工事終了後に再度取付・利用をする計画にしています。
廃棄品には事前に印をつけていましたが、念の為私も現場に向かい解体作業前に
大工の宮口さん、監督の井元、今井さんを混じえて、既存再利用品と廃棄品の確認。
また、既存フローリングの下には温水床暖房が仕込まれていますので、解体時に
不凍液等が流出しないようする等、解体時の留意事項をお伝えしました。
まずは、解体作業の前に既存利用品や共用スペースを等をキズつけたり、汚したり
しないようにビニールシート等で養生を行います。
何度かお手伝いした事ありますが、やっぱり大工さんは何しても手際が良いですね。
広めのバルコニーもあっという間にきれいに養生していました。
週末には施主さんにも解体が(ほぼ)終えた現場をみてもらいます。
それまでにどこかでもう一度見に行けるとよいのですが、、、
少し話変わりますが、その前日には施主さんと最終のお打合せをさせてもらった際に、建具や壁板に
塗装する オスモのカラーサンプルを見てもらいました。
塗料は、ひまわり油を主成分とする自然系塗料メーカーのオスモの製品を予定。
サンプル板の色は、日本の色シリーズ(これまたよく出来ています)の絹色と白色の2色。
一度塗り(木目が分かる)と二度塗り(木目がだいぶ隠れる)の計4枚のサンプル板を用意しました。
上の部分が”絹色”、右下が”白色”、左下が”シナ合板素地”です。
壁に立て掛けたり、窓際で確認したりと、お悩みのご様子でしたが、
オスモ 絹色の二回塗り仕上げでGOサインを頂きました。
塗装屋さんには、このサンプルを見せて参考にしてもらおうと思います。
右下の白色も明るくで綺麗な色なのですが、杉フローリングや珪藻土の塗り壁を
イメージしたら、絹色の方がバランスが取れているように思います。
明るいところで確認すると、アップの画像よりもシナ合板の素地面との差が小さく感じますね。
(左がシナ合板 無塗装、右がシナ合板 絹色二回塗り)
もう工事が進んでだら、珪藻土の色合いも現場で一緒に確認したいなと思います。
ご夫婦だけの大人の住まいという事で、、、ちょっと濃くしても良さそうですね。
では、また進捗ありましたらお知らせさせてもらいます!