在来浴室のFRP防水とDIY塗装下地が完了(戸建てリフォーム ニュータウン)

猪名川町の戸建てリフォーム現場へ。

工事同様に気温の順調に冬らしくなってきています。
川西市内からでも車の気温計で4~5度のほど下がるので、朝・夕方は
現場内もかなり冷え込むようになりましたね(・_・;)

さて、リノベが進む現場をご紹介しましょう!

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一階の間仕切り壁(DIY塗装下地)の造作が進み、あとは洗面やキッチンなどの細かな造作、
タイル張りの在来浴室などを残すのみとなりました。

間仕切り壁が全て立ち上がったお陰で、全体のボリュームが把握出来るようになりましたが、
DIY塗装の面積も分かるようになったわけで、、、結構あるなと少し不安に(笑)

塗装部と未塗装部(木部など)を分ける、養生の作業も結構な量がありそうですので、これは
かなり気を引き締めていかないといけませんね。まぁ、皆でワイワイやり始めたらあっと言う間
でしょう!

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玄関から洗面を見た様子です。

駐車スペースへの勝手口とまっすぐに繋げているので、見た目がすっきりとしました。
ここらへんの考え方はマンションリノベーションの時と同じ。
戸建てとは言え一階は50㎡ほどの中に水回りを配置しなければいけませんので、決して
余裕があるわけではありません。むしろ、水回り+LDKを配置するのは結構難しかったです。

シンプルにしつつ、廻れる動線を確保する事で住空間の広さを有耶無耶に感じられる
ようにしています。マンション住戸との違いは窓からの日射が多くあったので、どの場面も
暗がりになる事はなく、明るい空間にし易かったなという印象です。

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LDKのキッチン空間から洗面・浴室を見た様子です。

こちらも”浴室窓⇔浴室開口⇔洗面開口⇔キッチン腰窓”がまっすぐに繋がっている事が分かります。
篭りやすい熱気も、人の動きと同様にスムーズに通り抜けていきます。

開口部面を揃える事で動きやすいというメリットもありますが、見える距離が長くなる事で
より一層奥行きを感じられるようになっていると思います。ほんと、単純な事ですが、効果は
有ると思って執着しています。

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二階も間仕切り壁下地(ラワン合板底目張り)が出来上がっています。一階と比べると、養生を
行う箇所も少ないはず。まあ、施主さんの個室としての用途になりますので、この二階のDIY塗り
で感覚を掴んでいってもらえればなと思います。

ちなみに、一階二階どちらも同じ塗料を用います。
以前のブログでもご紹介しましたが、水性塗料のホワイト(つや消し)のローラー塗り。

つや消しは擦れた時の汚れなどが付きやすいですが、照明・日射が当たったときの反射も少なく
感じられましたし、ラワン合板の荒っぽい雰囲気との相性も良さそうです。

プロはまったく入らない、素人のみの塗装工事。
DIYにご興味お持ちの方、どういった仕上がりになるか、乞うご期待ですよ!

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ユニットバスから在来工法に作り変える浴室では、FRP防水工事の施工中。

壁・天井面の耐水合板に貼り付けた(敷き詰めた)ガラスマットの上から、
ポリエステル樹脂を含浸させ硬化、を二回繰り返しています。最後は
紫外線劣化防止のトップコート塗りで仕上げとなります。

天井面の高さまでこのFRP防水を施工してもらっていますので、
かなり荒々しくシャワーをしてもらっても大丈夫かなと思います。

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既存の天窓からの日射が効いていますねぇ。
壁はマットホワイトの150角タイル張り、床はサーモタイルホワイトの300角
張りの仕上げとなりますので、より明るく開放的な浴室空間になりそうです。

また、まだ施工はされていませんが、天井面は杉の羽目板張り。
天井懐には防水透湿シートを施工し、天井空間の湿気籠りを抑制しています。

週明けからは浴槽の据え付け&腰壁のブロック積み、そしてそしてタイル張りです。
いやぁ、在来浴室は手間が掛かるけども、勉強になることが多い(・_・;)