木のハーフユニットバスお目見え(リフォーム 自然素材)
こんばんは、i think建築設計事務所の池田です。
今日から春の高校野球が始まりましたねぇ。
兵庫県からの出場高校が無しのようで、、、ちょっと寂しいですが
夏の甲子園を賑わせた福井県の敦賀気比を楽しみにしておこうと思います。
さてさて、昨日ですが無垢材をふんだんに使った木のマンションリフォーム現場の
進捗具合を確認してきました。
大工工事もラストスパートで、最後は埼玉県の岡部材木さんのサワラ(無節)材を
使った木の浴室工事です。浴室はTOTOのハーフユニットバスを使用し、防水シート
・テープでユニットバス無いに水分が落ちるように防水工事をしてもらっています。
↑の画像は浴室内から洗面室側を見た様子。
左側はヒバ材の框ドア、右側は腰までがサワラ材張り、その上がトーメイガラスのハメ殺しです。
上部の枠を出来るだけ小さく(細く)見せる事で、天井サワラ板張りの連続性、視線の抜け感を
より感じられるに仕上がっているかなと思います。
洗面室側では大工の西村さんが、サワラ板張りのラストスパート!
ちなみに、今回の工事ではコーリアンの一体式カウンターを採用。
赤みで揃ったきれいなサワラ材の空間の中で、コーリアンのシンプルさが際立ちます。
画像から天井面のサワラ材の連続性を感じて頂けるかなと思います。
さあ、LDKの方の仕上がりはどうでしょうか。
賑やかに寛ぐLDKスペースとゆったりと寛ぐフリールームの仕切りは、シナの底目張り仕上げ
にしてみました。
LDKに出てくる梁の存在感を抑える為、部分的に天井高さを抑えているのですが、その部分の
壁をアクセントとしてみました。
そこそこ大きな面ですので、目地を取る事で軽快に見えるようにしました。
木の家での生活が始まってからも、経年による色合いの変化を楽しんでもらいたいなという意識です。
(シナは焼けると、より黄色く艶っぽく仕上がっていきます。時間仕上げというやつですね)
さきほどのシナ底目張り壁の奥はフリールーム(子ども室)となります。
壁・天井には漆喰ローラー塗装の下地として、ドイツ製のKOBAU(コバウ)という
紙クロスが貼りすすめられていました。
作業をしていたクロス屋さんとお話していると、紙クロスとしては薄めになるようで
糊付けすると柔らかくなるのでちょっと貼りにくいとの事。
また薄い分、壁・天井面(石膏ボード)の凹凸に影響されやすいようで、パテ処理を
通常よりも入念に行う必要があるとの事でした。
この白い紙クロスが貼られるだけでも、室内は一気に住まいらしくなりますね。
外からの日射も反射して、室内が明るくなったように感じます。
KOBAU(コバウ)クロスとボード取り合いのアップ。
紙の柔らかな質感をにじみ出ています。これだけの仕上げでも十分にも感じてしまうほど。
オマケ。
今回の紙クロス KOBAU(コバウ)の上に塗るのがプラネットジャパンさんが
扱っているフェザーフィールという製品です。
現場にはすでに漆喰塗料の材料が入っていて、パッケージ見ていたら、、、
プラネット君・・・。ゆ、ゆるキャラ、、、では無い。それは無い。絶対無い(・_・;)
ちょっと怖いくらい、、、今年のゆるキャラグランプリに応募してみてほしい、、、。
施主さんと漆喰塗料のDIY塗りをする予定なので、お子さんに見せないようにしなきゃ(笑)