完成見学会とお引き渡し(兵庫県 木のリフォーム)
i think建築設計事務所の池田です。
前回は、最終の内装工事をご紹介させてもらいました。
”小上がりの置き畳(大)がお目見え”
その後、美装工事(全体のクリーニングやワックス・塗装作業)を
経て、いよいよお引き渡し(とちょっと完成見学会です)
↑居藏(藏家)さんのフェイスブック画像を借用
お引き渡しの前には施主さんのご厚意で、完成見学会をする事が出来ました。
前職場時代から見学会の開催は何度も経験してはいましたが、
個人的な主催は初めてだったので、ちょっと緊張していました(笑)
なので、いつもよくしてくれる家具屋・設計士・工務店の先輩方が来て
くれた時は嬉しいという気持ちよりも、安心した方が強かったです。
また、芦屋市でリフォームを検討されているご夫婦もお越し下さり、
出来上がった木のマンションリフォーム・リノベーションをご覧頂く
事が出来ました。
見学会開催を快諾して下さった施主さん、遠くまでご足労頂いた
皆さん、本当にありがとうございました。
↑松下(Jクオリア)さんのフェイスブック画像を借用
しかししかし、プロの方(設計士・工務店さん)にまじまじと
見られるのって、なんだか緊張しますね(^_^;)
”どこ見てるんだろう”、”あ!なんかメモしてる”っと、気になる気になる。
まあ、これも独立したこそ感じられる感覚・経験という事で良しとしましょう(笑)
完成見学会のあとは、お引き渡し作業へ。
現場監督の西村さんも登場し、小上がり畳に座っての事務手続きです。
今回は、3月から申請受付が始まった”省エネ住宅エコポイント”の手続きも
ありましたので、ちょっと多め。
とはいえ、今回のマンションリフォームだと合計で20万ポイントが付与。
追加工事が幾つか発生していましたが、省エネ住宅エコポイントを充てる事が
出来ました。
断熱工事も行った場合は(今回は既存の吹付け断熱を利用)、上限の30万ポイント
(戸建て等、耐震改修を行った場合は上限45万ポイント)が付与されます。
内装のグレードアップに30万を充てたり、家具に充てたり、いろいろと考えられます。
事務作業を終えた後は、肉体労働(笑)
杉フローリング、シナフラッシュ等の建具は工務店さんでワックス塗装を
してくれていますので、キッチン周り等は施主さん家族でDIY。
お引き渡し後のちょっとしたメンテナンスは施主さんに任されますので、
説明と同時に経験しておいてもらう事が大事かなと思っています。
説明だけだと、やはり無垢材に対する不安もあって、
「え、、、なんだか難しい?私に出来る?大丈夫かな??」
っとなりがちですが、一度やってもらうと
「あ、思っていたよりも簡単。大丈夫そう」っと分かってもらえる事が多いです。
私たちが使っているミツロウワックスは、取り扱いは難しないものの、水に溶ける
水溶性ですので、水拭きをよくする箇所はどうしてもワックス(油分)が不足しがちです。
乾燥すると、表面がぱさぱさとして、少し白っぽくなってきます。
よーく考えると人間と一緒(笑)そういう時は、オイルを塗ってあげてください。
事務作業・お引き渡しを終えた西村監督。
「ああ、よかった。今回も無事に終わった。よかった」
っと、背中が語っておりました(笑)
工事中は急な変更に対応してもらったりと、今まで以上に
困らせてしまったので、そう思うだけかもしれません(汗)
本当にお疲れさまでしたm(__)m
お引き渡しの記念?に、友人のカメラマン(高校の同級生)の写真を入れた
写真立てをプレゼントさせてもらいました。
ちなみに、写真立てのフレームは、キッチンカウンターと同じブラックチェリー。
ワックスで色濃くなっていますので、中の写真がぐっと引き立っていますかね(^^ゞ
次回、伺った時にどこに飾られているか、楽しみにしておこうと思います。
最後に施主さん家族、西村さん、私で集合写真を撮影。
ブログにはちょっと出せませんが、i think建築設計事務所として初めての
物件でしたので、感慨深いものがありました。
施主さんご家族には、プラン提案・お打合せ、工事お打合せの度にたくさんの
事を教わりました。最後まで付き合って下さり、本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします!リフォームにお悩みの方を連れて遊びに行きます(笑)