山の手のマンションの採寸・調査(西宮市 リノベーション)
こんにちは。
アイシンク建築設計事務所の池田です。
兵庫県川西市周辺は晴れの日が続いている事もあって、日中は春のような
暖かさを感じる時もあります。
、、、が、夜になるとかなり冷え込む日もあるので、油断(特に服装)出来ませんね(・_・;)
しかししかし、あと一ヶ月ちょっとで春。そして、その次は夏!
厚着(防寒の為)すると、肩が凝るのでTシャツ一枚でOKな季節が早く来て欲しい。。。
さて、昨日は西宮市の山手の方でマンションの採寸をしてきました。
上↑の画像からも伝わると思いますが、マンションの立地は結構な山手。
”坂道は絶対にNG”っという方だと拒みそうですが、私もここを選ばれた施主さんと同じ感覚で
坂道はそんなに嫌じゃない。慣れれば何とも思わなくなりますし、何よりも運動不足の解消に(笑)
この生駒山の方まで見渡せるほどの爽快な眺望を得ようと思ったら、ちょっとの坂道はしょうがない。
前オーナーさんが数年前にリフォームをされていたようで、内装・設備共にまだまだ新しい。
その他、内窓が設置されていたり、キッチンの吊戸が撤去されたりしたようで、新築時からだと
結構なリフォームをされたじゃないかなと思うのですが、、、継ぎ接ぎのようになってしまっている
ように見える箇所もあり、部分リフォームの難しさを感じさせられました。
築20年弱のマンションですので、リフォームされていなかったら、新たに購入される施主さんに
とってもちょうど良い替え時タイミングでのリノベーションになったのですが、、、悩ましいところ。
リノベーションでは間取り(水回り位置)の変更もあるので、L型のシステムキッチンやユニットバスは
新設の方が無難かな。。。タンクレストイレの再利用の問題は少ないですが、ここは感覚(と予算)次第ですね。
面積はそんなに大きくなかったのですが、柱・梁以外にも部屋形状が凸凹していた事もあり、
思ったよりも採寸に時間が掛りました(汗)
今回は、リノベーション工事を依頼する予定の工務店さんに協力してもらい物件の”採寸”・”調査”を
行いました。経験豊富な現場監督さんなので、調査時に居てくれると何かと頼りになります。
ユニットバス点検口から通気・排気配管の位置を確認。
ちなみに、現場は最上階になるので住戸を貫く竪管は通気竪管のみなのですが、
点検口からはそこ位置がはっきりと確認出来ずでしたので、後日に改めて竣工図
での確認をする事になります。
外壁面は、鉄筋コンクリートにウレタン発泡断熱材を吹き付けられていました。
(薄緑色だったので、次世代フロンで発泡されたウレタン断熱材にいうことですね)
25ミリほどのウレタン発泡断熱材+GLボンド(空気層)+石膏ボードで大体55ミリほど
外壁面からふかして作られているようでした。今回は、この断熱材をそのまま利用するので
詳細な寸法は必要ありませんが、一応ご報告。
さあ!この採寸・調査のデータを元にして、配管位置などを落とし込んだ現況図を作成し、
施主さんとのお住まいづくりのお打合せを始めていきたいと思います!
どんなご要望を聞かせてもらえるか、どんなプランに仕上がっていくか、愉しみながら
進めていけたらなと思います。また進捗あればお知らせさせてもらいます。ではまた。