屋根はドローン・床下は人力
そういえば、最近休みらしい休みを取っていないような・・・
身体が(体重が!?)重いような気がしていますが、まだまだジッとしている
余裕は出来そうになく、もうしばらく建築設計業&農作業に没頭する日々が続きます。
さてさて、昨日は空き家・移住開業相談室でご相談頂いた方が購入予定の古民家の調査へ。
いつも頼りにしている大工のよっちゃんの他、ちまこまとムエットの店長、ライターのコダマさん
にも同行してもらい、いつもとは異なり賑やかな!?建物調査となりました。
まず、一番の懸念材料となっていたドローンによる屋根点検を実施。
お天気も良く、風もほぼほぼなかったので、練習の成果もあり!?順調にドローンでの調査を
することが出来ました。
古民家は平屋建てではありますが、屋根勾配がきついので棟の高さは地上10m弱。
自分の目で見る事の重要さは分かりますが、今回に関してはドローンあって本当によかった・・・。
モニターで確認してみると、ガルバ板金屋根は健全にみえます、、、が、一部が浮いているように見える
箇所ありますが、その箇所が雨漏りに繋がっているのかまでは今のところ不明。
続きまして、室内に入らせてもらい、小屋組みを見られる場所(点検口)を探していきます。
、、、が、梁・桁上に竹の床(スノコ?)が敷かれていて、なかなか小屋組みが見られない(汗)
小屋裏空間へ出入りする開口があったはずなんですが、どこかのタイミングで実施したリフォーム
で天井ををつくってしまっているので、その開口がどこかが全く分からない(汗)
いろいろな箇所から覗いたり、元の間取りから予想を立てて、一箇所だけ天井を捲らせてもらった
ところ、ドンピシャで既存の開口に当たり、室内側から小屋組み・屋根の状態を確認する事が
出来ました。
雨漏りの跡があるちょうど真上のカヤ葺き材が経年劣化や結露で無くなっており、カバー屋根の板金
が見えている状態。最近濡れたような感じもないですし、現状は雨漏りしていない?のかもですね。
最後は床下へ。古民家ですので、基礎はなくて摺石が並んでおり、その上に柱がついてあります。
ぐるりと見回った感じだと大きな損傷は見受けられませんでしたが、北側の犬走の勾配が建物側に傾いて
しまっているようで、その影響もあってか北側の床下はぬかるんでいる状態。北側の躯体は売買を終えた
あとに再度しっかりと確認したいところです。
そんなこんなしていたら、あっという間に3時間ほどが経過(汗)
最後はお客さんがお昼を用意してくださっていたので、カフェへ改修予定の離れでみんなで昼食タイム。
まだまだ何も決まっていませんし、たくさんのハードルあると思いますが、
「あんなことしたい!」とか「この景色みせたい!」という夢が膨らむ会話が楽しくて楽しくて。
次回のお打合せでは、じっくりと要望や今後の流れを詰めていけたらなと思います。