断熱補強前の外壁面木下地

7月に開催した「空き家・移住開業相談室」でのご縁があり、明日は猪名川町の
古民家の調査を実施予定。室内に雨漏り跡があるようで屋根の調査も行って
おきたいのですが、古民家の茅葺屋根の勾配は45度以上のかなりの急勾配。

ただでさえ高いところが苦手なわたしにとっては死活問題(汗)
どうしたもんか、、、と考え、これを機にドローンを導入してみることに!

無事に到着しましたが、全方位の障害物センサーが無いエントリーモデルを選ん
だので、「それなりの操縦技術を手に入れねば」と思い、ここ数日一時間ほど
ドローンの練習に励んでおります。

最初はスピード感や遠近感に戸惑いましたが、徐々に思うような操縦が出来るよう
になってきています。ドローンを使った屋根調査の様子、またご報告しますね。

さてさて、昨日はマンションリノベーション工事が進んでいる明石市の現場へ。
今回は、住まい手さんご夫婦にもお越し頂き、現場監督の石川さんと一緒に解体後の確認や
現況に合わせた修正・変更箇所などの説明をさせて頂きました。

来週には外壁面の断熱補強として、硬質発泡ウレタンの吹付を実施予定。
大工の寺澤さんは、サッシの杉窓枠や吹付面の木下地を進めてくれている状況です。

外壁面に新たに設けるコンセントやスイッチ類の電気配線もすでに仕込まれています。

給排水配管の仕込みもすでに終えられています。
給水給湯は減圧対策としてヘッダ工法で行い、見た目もすっきりと感じます。

排水に関しては、排水竪管が一箇所でしたので、プランニング時の水回りの再構築に
結構苦労しました。

解体前の既存床面も木地で組まれており、トイレの汚水配管の繋ぎ込み位置が高めに設定されて
いた事もトイレ位置のプランニング(配管距離・勾配)においては、頭を悩ませました。

音や匂い、家族以外の使いやすさ等を考慮すると、LDKから離れた位置(玄関やホール)がベター
だと思うので、その実現にいつも苦心しています。

今回は少し床高さの調整は必要になりましたが、なんとかプラン通りに納める事が出来そうです。

次回の現場確認時には、外壁面のウレタン断熱とユニットバスの据付も確認出来るかなと思います。
また、ブログにて進捗お知らせします!