断熱補強とユニットバス組み立て

こんばんは。アイシンク建築設計事務所の池田です。

日が暮れるとずいぶんと涼しく、いや、ちょっと寒くなりましたが、
日中はまだまだ暑い日が続きますね・・・。

着工から約一か月が経過した明石市のマンションリノベーション工事は順調に進んでいます。
解体→給排水・電気・排気配管等の仕込み→外壁周りの木下地を終え、外壁断熱として
硬質ウレタン(ピンクの面が施工箇所)の吹付が行われました。

上↑の写真の奥の面は戸境壁(お隣さんとの境壁)に思えますが、棟と棟の継ぎ手(エキス
パンションジョイント)となっており、外気に触れますのでこの面も断熱補強を施しています。

床高さが上がる洗面室・脱衣室周りの間仕切り壁が先行して立ち上がっています。

排水竪管の汚水配管(トイレ)の繋ぎ込み位置が高めの設定となっており、計画
の床高さを少し変更する必要ありましたが、位置を動かしたトイレもうまく納まって
くれそうですほっと一安心です。

奥に見えているのが組み立て中のTOTOのユニットバス(1416サイズ)です。
梁型がユニットバス内に出てくる為、スライドバーや照明位置の加工が必要となり
設備屋さん監督の石川さんと打合せながら、組み立てを進めてもらいました。

玄関から入ったところ。玄関土間・ホールを広げて、自転車やアウトドア用品を収納できる空間
となるようにしています。土間からはウォークインクローゼットにも直接繋がっており、水回り
とはまた異なる生活動線を計画しています。

また、住戸形状が「く」になっているので、玄関ホール・廊下から約40度ほど曲がって、LDK空間
へと繋がります。これが個人的にすごく新鮮で何度も何度も視線の変わり方や仕上がりをイメージして
現場内をグルグルと回っていました。

明日からは乾式遮音二重床の施工が始まり、今週中には杉フローリング張りも始まっていきそうです。
杉フローリングが現場に入ると、すぐに無垢の杉の香りが漂い出して、”木の家”らしくなってくるので
次回の現場確認も楽しみに向かいたいなと思います。では、また!