モクモクと解体
二日目からは大工の西村さんも合流し、解体作業を進めていっています。
わたしもプラン・イメージと現場を照らし合わせながら、ちびちびと解体作業。
見たことない素材や古い新聞・資料なんかが出てくる度に手が止まります(笑)
というのも、現場は一庫ダム(一庫大路次川)のすぐ近くなんですが、建物の
所有者さんにお話しを聞くと、この一帯は「一庫湯」という温泉街で栄えていたとの事。

有馬湯・平野湯・一庫湯で「摂津三湯」として知られていたそうです。
有馬は知名度高いですし、平野湯は何となく知っていましたが、まさかまさか一庫にも
そんな場所があって湯煙がモクモクしてなんて(驚)
この建物も旅館(宿泊)部分はすでに無くなっていましたが、火災警報設備や山の湧水
(温泉??)を引き込んでいた配管が残っていたりと、当時の様子が感じられます。
建物向かいの一庫大路次川で遊漁を行っていたようで、そのチケットも出てきたり
して、手が止まると止まる(笑)

新建材や合板の類の再利用はなかなか難しいですが、無垢材のものはまだまだしっかり。
使えそうなものは使いたいので、壊すというよりも解くような、古物に手を止めつつも
そんな解体作業が続きます。

造作材のあとは土壁の撤去を開始。土壁を構成する竹木舞と分別する必要があるのと、
土埃を抑えたいので、金づちで少しずつ少しずつ土を落としていきます。
それでも、気づけば現場内は土埃でモクモク。
窓を開けたいところですが、お隣は住宅ですので洗濯物などを考えると開けられない。
ゴーグルとマスクでなんと乗り切りましたが、数日間は鼻から耳から土が出てきていました(笑)

通り土間上の天井を撤去し、大工さんと構造補強の打合せ。
材料段取りして、来週には通り土間上にある柱抜く予定です。
小屋裏見えているのも流行りというか、開放感・迫力あっていいんですが、
断熱を入れる余裕は無いので、空調の快適さを求めるなら客席の天井は残し
ですかね。。。
さあ!今週で解体作業はほぼ完了。週明けからは大工工事に入ります!


