設計検査を実施(マンションリノベーション 大阪市)

こんにちは、アイシンク建築設計事務所の池田です。

12月もあっという間に1/3が過ぎ、、、
こんな感じであっという間に大晦日を迎えるのでしょう(・_・;)

さて、今日は木のマンションリノベーション工事をほぼ終えた大阪市の現場へ。
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今日は、施主さんに現場までお越し頂き、イメージ通りのマンションリフォームが出来ているか
、気になるキズや汚れ、不具合箇所がないか等の最終の確認を一緒にさせて頂きました。

まぁ最終とは言え、郵便物の受け取りなどで工事中もちょくちょく現場に来て下さっていたようで、
仕上がっていく工程を見守ってくださっていたので、イメージとの差もなかったようで一安心。

施主さんにチェックして頂く横で、設計監理者であるわたくしも、目をギラつかせながら隅々まで
チェックをさせて頂きました。

もちろん工事中に何度も監理に来ていますが、その都度テーマというか、チェック箇所があるので、
全体を隈なく見る機会は結構限られますので、見れる時は気合を入れて望むのです。

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わたしがチェックを行っている間、立ち会ってくれた藏家の居蔵さん・中島さんが施主さんに
改めて、リノベーション工事の細かな内容&新設設備の説明をしてくれていました。

この時期、設置した効果が分かりやすいのは、樹脂製の断熱内窓。
内窓を開けて既存サッシとの間に手を差し込むと、冷気が留まっていた事がよーく分かります。

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壁の左官珪藻土塗りも乾いて、お打合せ時通りの色合いに落ち着きました。
少し骨材の大きな肌合いは、照明光との相性も良さ気です。

小さな空間だからこそ、本物の仕上げ素材を用いる事で質感の良さを愉しむ
ことが出来るのかなと思います。

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枠造作をシンプルにして手間を省く(金額を抑える)事を設計のテーマにしていたのですが、
図面通りに最小の枠で建具を収める事が出来たように思います。

枠が少ないので建具の開放時に、壁が見切られる(途切れる)事なく、繋がっていくので、
空間の奥行きを一層、感じられるように出来たかなと思います。

小さな事ですけどね、、、小さな空間だからこそ、そうした意識の積み重ねが大事かなと思っています。

また、現場が進む中で新しい納まり(もちろんシンプルに)も思いついたりしましたので、
次回のどこかの現場で実践してみたいなと思います。

さあ、次はいよいよ完成見学会!
木を使ったリフォーム・リノベーションをご検討のみなさま、ぜひお越しくださいませ

プロの方も結構お越しになるようで、、、緊張しますが、いろいろなご意見伺えたらなと思います。

 

窓際造作ベンチと多様性のある小リビングを持つ住まい(兵庫県西宮市)
完成写真はこちら↓の画像をクリックしてください。