屋根板金工事はじまり(作業場 能勢町)

こんにちは。猪名川町のアイシンク建築設計事務所の池田です。
お隣の能勢町では作業場の新築工事が進んでいますが、今日は朝から知り合いの
助っ人のため、朝から京都は亀岡市まで。

イベントの設営でしたが、建築の現場では用いない素材や考え方もあったりして、
戸惑いながらも楽しく作業することが出来ました。

、、、が、やはり能勢町の現場が気になる気になる(笑)
大工さんから「合板足りないで・・・」っと連絡あったりしたので、余計気になる。。。

急遽、材木屋さんに手配・配達してもらい、なんとかなりましたがかなり焦りました(汗)

帰りが遅くなったので、翌日に能勢町の現場へ。

作業の様子は見られなかったのが残念でしたが、合板が張り終わり建物のボリューム
がはっきりと現れて、より建物らしくなった姿を見て、驚きと嬉しさがこみ上げてきました。

さて、この日からは板金屋さんにバトンタッチして、屋根面のルーフィング敷きと
四周の役物取り付け作業を実施。

けらばの野地板が少し不揃いになっていたので、ちょうど作業に来ていたトヨヤンを捕まえて、
ケラバのラインを揃えてもらいました。

平屋とはいえ棟側に立つと4mほどあるので、屋根の上での作業はちょっとこわい(汗)
特に端での作業となるとゆっくりな動きになりますが、トヨヤンは身軽に動き回っておりました。

ケラバの手直しを終えると、板金屋さんは水下の下地作業からスタート。
防水紙を下張りして、被せるように軒先(水下)唐草を取り付け。さらにその唐草に被せるようにして、水下から水上に向かって
防水紙を敷き込んでいきます。敷き込み後はけらば唐草の取り付け。どんどんと屋根らしく仕上がっていきます。

でっかい私がずっと屋根の上にいると邪魔だろうなぁ。。。と申し訳なく思いつつも、手際の良い作業に魅了されて、板金作業
に見入っておりました。

どんどんと防水紙(改質アスファルトルーフィング)を敷き込んでいく板金屋の息子さん。
それをハンマータッカーで南から北へと留めていく板金屋のおやっさん。
中腰の作業でしんどい上に、、、建物の長さが30mというハードさ、、、(汗)

おやっさんの手伝いをしたいなと思いつつ、、、現場から少し離れたところで行われていた外壁の杉材塗装の手伝いを約束して
いたので、そちらに合流。

意匠と防腐処理として、キシラデコール塗装をしていってるわけですが、合計400枚ほどありオモテウラ(コバ面)への塗装
の上、動かすのに人手が必要な4m・3mの長尺材なので、先の長い仕事となっています。

塗料も安くはないので、出来るだけ塗り伸ばして、、、と思うと、さらに時間が掛かるのでした(汗)

まあ、時間は掛かりますが、経験・知識たっぷりの凸凹工房の方々との作業は話題が絶えないので、あっという間に時間が過ぎて
いきます。

ふと、屋根板金工事が進む現場の方を見ると、棟まで防水紙が敷き終えた様子。
出来るだけ高さを抑えたこともあってか、能勢町らしい風景を壊さず、馴染めているん
じゃないかと思います。

外壁を全て塗り終えたところで、ちょうど日暮れ。
板金屋さんもガルバ葺き前の下作業は終えられたようなので、次はいよいよガルバ屋根葺きです。

天候に恵まれる事を祈ります。。。