西宮市の山手で進む、木のマンションリノベーションは内装工事が進んでいます。

天井の珪藻壁紙張りを終えて、壁面の左官塗り仕上げに入りました。
珪藻土は、日本ケイソウ土さんのエコクイーン。ZSNという少し大きめの珪藻土細粒が多く
含有された素材で、フラットに抑えつつも骨材の凹凸が出る事で塗り壁らしさを感じられます。

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その前に、この住まいで暮らす時のポイントになる、動線と重なる玄関土間収納の土間仕上げ
について左官職人の伊高さんと現場監督さんが打合せ。

っというのも、玄関土間収納は、元洋室と元玄関と元洗面を跨ぐように設けたのですが、各室
のスラブ(シンダーコンクリート)レベルが異なっており、その段差調整をどう収めるかの
打合せが行われました。

設計としては出来るだけフラットに収めたい、しかししかし、段差を解消しながらフラットに
するとなるとかなりの勾配になるわけで、、、それは難しい。

また、モルタルは施工後に収縮してヒビ割れが出てきます。
今回のような広い面積となると、どこかに誘発目地(収縮の逃げ場)が必要との事でしたので、
段差部(二箇所)に目地を設け、段差は部分的に勾配を取って擦り合わせてもらう仕上がりと
なりました。

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LDKの壁面は上塗り前の下塗りが終えられた状態。
壁や梁の角がしっかりとする事で空間も一気に引き締まります。

いつも現場で出るのが、「この下塗りのみの仕上げも有り?」という話題(笑)
下塗り材の主成分はおそらくセメントでしょうから、乾けばもう少し白っぽくはなりますが、
RC躯体表し+杉フローリングという無機質寄りな空間にになるのかなと思います。

”コンクリート”と”木”。相性は良いと思うので、、取り入れてみたいテイストなんですが、、、
どなたか一緒に実現してみません?(笑)

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下塗り材を近くで見るとこうした質感。
まだ濡れた状態なので艶っぽく感じますが、乾燥すると骨材の凹凸がはっきりとしてザラっと
した状態になっていきます。

さきほどから脱線していますが、下塗り材は上塗り(仕上げ)の長期的な安定した接着の為に
必要で、下地(既存のボードの汚れやヤニ等)からのアク止めや不陸調整等の為に施工します。

見えなくなりますが、上塗りをきれいに仕上げる為の大きな役割を担っているわけです。

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ジョイントの寒冷紗張り、ボードのビス頭とジョイントのパテ処理、木部の養生(珪藻土と木部
が触れると反応する為)という工程を経て、下塗りもあと少しで完了。

上塗りに入るまでにはかなり作業をされているわけで、、、下塗りを終えれば、残りの作業時間
も読めるしずいぶんと気が楽になるらしいです。

週末には施主さんご夫婦の左官塗り体験も控えていて、左官職人さん直々のレクチャーの元に
実際に壁面を仕上げてもらいます。どんな仕上がりになるか、愉しみにしています(笑)

では、また!

 


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