工事着工前のお片付け(猪名川町 リノベーション)

こんにちは。アイシンク建築設計事務所の池田です。

猪名川町のこの場所(柏梨田)にこの空き家を見つけて、早2年!!
開墾したり、解体したり、一級建築士になったり、カフェしたい人見つけたりと、
なかなか具体的に改修を進める事が出来ていませんでしたが、ついに!ついに始まります。

始めの第一歩は、当事務所になるブロック造の倉庫リノベーション工事から。

まずは、大工の加羽くん、外構屋さん、板金(屋根)屋さんが下見に来てくれました。

倉庫のスレート屋根は年代を考えると、アスベストを含んでいるはず。
調査及び処分となると結構な費用が掛かるので、今回は葺き替えではなく重ね葺き(カバー工法)となります。

津熊鋼建の改修用金属屋根壁材のリファインルーフを利用する予定。
既存のフックボルトの頭をカットし、上から金属屋根をかぶせて再度ビス留めしていくと流れ。
ケラバや軒先、棟の役物もしっかりと用意されているようなので、施工性も良さげです。

すでに雨漏りしている箇所もあるので、内部造作の前にまずは重ね葺きをしてもらいます。

別日に倉庫に保管してあった物を母屋(カフェになる建物)に移動。
こちらも雨漏りしている箇所があるのに加え、地面からの湿気があるので足場板で土から離して
保管。多少は、、、意味があると思う(笑)カビだらけにならない事を祈るばかり、、、

倉庫の荷物を出した後は、工事に影響する既存部の解体及び撤去作業を実施。

井戸、、、はさすがに無理(というか使いたい)なので、その横にコンクリートブロックで作られていた区画を解体。
ブロックで区切られた中には真砂土が入っていたので、火起こし場?のような用途として使っていたのでしょうか、、、

それと、鉄骨の小屋組みから吊られていた架台も改修の邪魔になるので、グラインダーでカットして撤去。
逆さにするとテーブルのように使えそうなので、カフェ改修のどこかで再利用が出来そうです。

荷物がなくると「こんなに広かったかな??」と思うほどの広さ。
この場所がどのようにリノベーションされていくのか、どんな仕事場になるのか、楽しみです。

ではまた!