枕木階段と足場板ベンチ
気づけば11月に突入。
仕事の合間の時間をすべてちまこまーけっとの準備に費やしいた事もあり、
10月が数日しかなかったかのような感覚になっています(汗)
さてさて、10月26日(土)に開催した”ちまこまーけっと2024”はお陰さまで
無事に終えることが出来ました。
会場の作り込み以外にも出店者さんを増やしたり、新たに臨時駐車場をお借りしたり
していたので、「これでお客さんがたくさん来ても大丈夫!」と安心していました。
が、開始前から予想以上の来場に大パニック。駐車場は一瞬で埋まり、飲食ブースには
長蛇の列・・・。
わたくしは焼き芋での出店でどちらかというとデザート?になるので、開始時は
落ち着いており、その長蛇の列を怯えながら(ありがたく?)眺めておりました(笑)
どれくらいの方が来てくれたのでしょうか。
駐車場が三ヶ所すべてで50台ほどでそれが2回転ほど。
2~3人でお越しの方が多くみられたので、、、ざっくりと200~300人ほど
のご来場があったのかなと思います。
いやあ、、、今年で三回目の開催になりますが、当初はわたしたちも出展者さんのグルメ
を存分に楽しむ(笑)ちょっとしたお祭りくらいの感じで始めましたが、そんな余裕が
なくなるほど賑わうようになってきました(驚)
ちなみに、今回の”ちまこまーけっと2024”では、二つのポイントにこだわりました。
一つ目は、「枕木階段で回れる動線」
一昨年に周囲の農地を取得し、昨年からその一部を春音の八田さん・緑志園の久志本さんと
協同し、ナーセリー(菜園・果樹園)づくりを進めてきました。
ずっと雑草ボウボウで荒れていた場所でしたが、2年間ほど手入れをし続けると、地表を
覆うような背の低い雑草ばかりになり、そこに多種多様な果樹や樹木、草木が植えられて
それはそれは見違えるほどのすてきな場所になりました。※まだまだ進化しますよ。
そんなすてきな場所をたくさんの方が来るイベントでぜひぜひ見てもらいたいな、と思い
この場所も”ちまこまーけっと”の会場として使う計画をしました。
が、母屋とは高低差があり、里道を歩くとぐるーっと回り込まないといけない状況。
幸いにもちまこま母屋からナーセリーの間にある田畑も一昨年に取得していたので、
動線を新たに設けてして二つの会場(ちまこま母屋とナーセリー)を繋いで、ぐるぐると
回れる動線を確保してみる事にしました。
昔の棚田の形状ですので、田んぼに張る水が落ちていくように上から
ちまこま母屋→田畑→ナーセリー と段々になっており、その段差を階段で解消する事に。
久志本さんは造園業もしている事もあり、枕木を使った階段づくりのノウハウを教授して
もらい、計3箇所の枕木階段を設置して、ちまこま母屋とナーセリーを繋げてぐるぐると
回れる会場をつくることが出来ました。
ちまこまーけっと当日にたくさんの方が里道と枕木階段の動線を使って、ぐるぐると会場
を回り、ぶらぶらしながらお喋りしている様子を見て、おっもい枕木抱えて頑張ってよかった
なとしみじみ(涙)
ま、回れる動線を一番楽しんでいたのは、追いかけっこしていた子どもたちなのは確かです(笑)
二つ目は、「足場板ベンチ」
昨年の反省点が”ゆっくりと出来る場所の少なさ”だった事に加え、今年は会場も広くなりましたし、
ぐるぐると回れるようになったので、この反省点は絶対に解消しなければならないポイントでした。
レジャーシートを自由に広げてもらうほどの余裕は、、、ない。
田畑でどうしても地面が湿気ているので、地べたに座るのは、、、ない。
アウトドア用のおしゃれなイスを買う予算は、、、ない。
あるのは隣のおばあちゃん家の使わなくなった足場板だけ。
頑張って足場板ベンチを10台ほど製作しました!!
シンプルな形状ですが、昔の足場板は目が詰まった良材で重い!!(セルロースの結晶化?)
”コ”の字型にビスで組むだけでも大人が数人座ってもたわむ事なく、イベント時もたくさんの方に
利用していただけました。
シンプルな形状ですが、脚に傾斜をつけたり、面取りしたりしていたら、結構時間かかりました。
ナーセリーの形状に合わせてベンチを配置すると、より一層すてきな憩いの空間になり、自然に
包まれながら飲食も楽しんでもらえたかなと思います。
あ~、大変だったけども今年も楽しい”ちまこまーけっと”でした!
来年はどんなパワーアップを図りましょうか!?お楽しみに~