奈良県吉野からの贈り物(杉フローリング マンション)
今日は朝から雨。
せっかくの週末なので残念ですが、温度も湿度も高く過ごしやすい。
さてさて、昨日は西宮市OBさんのお住まいご訪問の後は、現場監督の
井元さんと尼崎市のリノベーション現場へ移動し、現場打合せを。
現場に即した寸法調整を行う事で、空間を有効に使う。
前回のブログでもご紹介していますが、マンションリノベーション現場は、
解体後の乾式遮音二重床の施工を終えて、外壁面の断熱をほぼ終えようと
しているところです。
この段階になると、壁・天井の仕上がり寸法はだいぶはっきりとしてくる(施工図との
相違が出てくる)ので、そこの調整を寸法を当たりながら現場に合わせた寸法に調整
してきました。
もちろん現場に渡している施工図通りでも、問題なく仕上がるのですが、少しの調整ですっきり
とした印象になったり、使い勝手が良くなったりするので、大事な作業だと思っています。
間仕切り壁の位置も少し変更する事になったので、施主さんにはお時間頂戴して、現場でご説明
させてもらおうと思います。
奈良県吉野の杉フローリングが入り、現場に木の香りが漂う
ついに!やっとこさ!奈良県吉野から丸岡材木さんの杉フローリングが現場に届きました。
丸岡さん、お忙しい中配送・荷揚げして頂き、ありがとうございました!
いつも使わせてもらっている、厚み30ミリの幅215ミリ、そしてエレベーターでも搬入が行いやすい、
1.8~1.9mの長さの杉フローリングでございます。
温度の低いボイラーで時間を掛けて乾燥させたピンク色した仕上がり、安定した乾燥状態(施工後の板間の隙間
などが発生し難くなります)。
”広葉樹とかもいいな”っと思う時もありますが、あのさらっとした柔らかな肌触りは杉材にしか出せないんじゃ
ないかと思い、こちらの杉材をご提案し続けています。
もちろん、他にもいろいろと試してみたい素材はありますが、ベースはやはりこの杉フローリングかなと思います。
早速、杉フローリングの梱包を開けて、定例の!?杉フローリングチェック。
一箱目 「ふむふむ、ええ。ええやん」
二箱目 「うん、ええ。きれいやん」
三箱目 「おお、いい。めっちゃいいやん。素敵やん」
四箱目 「ええやん。これもええやん」
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十箱目 「いいやーん。香りも良し」
全体の雰囲気もわかったので、十箱目でチェックは完了。
この時期、吉野の山は凍結や積雪で木が出てきにくいようなのですが、いつも通りの
品質の杉フローリングでひと安心する事が出来ました。
木口で見られる、この木目も迫力があって好きなんですよねぇ。
無垢の材木を加工して出来上がった製品ならでは!の見え方だと思います。
十箱も開ければ、もう現場には杉材の香りが漂い始めています。
施主さんファミリーにも、この心地良い香りが堪能してもらいたいです。
ダクトスペース(キッチン排気空間)の防火ダンパーのヒューズ取替
現在のマンションでは見られませんが、築30年以降のマンションではキッチンフード(換気扇)の排気を
直接室外に出すのではなく、ダクトスペースという排気の為に設けられた空間に排出する仕組みになっていました。
新しい建物では排気配管を延長し、バルコニーや共用廊下側に排出しているマンションがほとんどだと思います。
で、こちらの物件では「経年劣化の可能性による動作不良」に配慮して、ダクトスペース接続部に
設置されている防火ダンパーの”温度ヒューズ”をリフォーム時に変えてくださいねっという管理
組合さんからの推奨がありましたので、取替部品の購入をさせてもらいました。
小さな部材ですが、もしも下階で火事が発生した場合、ダクトスペースからの延焼の危険も考え
られますので、しっかりと機能し続けるように取替が出来、良かったなと思います。
週明けからは、大工さんによる杉フローリング張りが始まります。
施主さんファミリーにも見てもらいたいですが、週末にはもう貼り終えて、養生されてしまっているかなぁ。。。