大工工事も終盤へ

今日は朝から雨。午後から降り出すような予報になっていましたが、
午前中から雨が強くなり、弱まったり強まったりで久しぶりに一日中
雨が降っていたような気がします。

畑に植え付けたばかりのキャベツやハクサイの苗にとっては、恵の雨
だったようで、葉っぱがイキイキとしているように見えました。

さてさて、昨日の午後はマンション改修工事が進んでいる明石市の現場確認へ。
前回の現場確認から10日ほどが経ち、間仕切り壁の下地がほぼほぼ立ち上がり
、天井と間仕切り壁のプラスターボード張りが進んでいるところです。

下地の状態でも空間のボリューム(奥行や視線の抜け)がぼんやりと分かるように
なっていましたが、ボードが張られて面で構成され始めると、より一層分かりやすく
なりますね。

引き戸周りの枠(戸当たり・上吊りレール見切り・鴨居等)の造作も進んでいます。
今回の建具枠は久しぶりの「杉材」。赤み勝ちの材が選定されていて、見た目も上々です。

また、枠の加工(溝じゃくりや防寒じゃくり)は外部の加工場で行っているとの事で、
加工精度も良くなりますし、大工さんの負担や現場から発生する作業音の軽減が図れます
ので、今後も取り組んでいきたいところです。

玄関周りは引込み戸の戸袋が多く、戸袋空間と電気配線の仕込みの絡みもあり
プラスターボード張りが出来ていない箇所もありますが、こちらも空間ボリューム
に加え、空間がどのように繋がるかのかが分かるようになりました。

玄関ホールからはLDKと洗面室に繋がり、玄関土間からはWICへと繋がります。
行き止まりのないぐるぐると回れる動線を軸にして間取りを構成しているので、
現場監理時もその動きやすさを改めて実感しているところです。

来週中には壁のプラスターボード張りを終え、造作キッチンや小上がりの就寝
スペースの造作に入っていくかなと思います。

大工工事はあと2~3週間ほどとなります。
大工工事完了後はいよいよ!住まい手さんご家族による内装仕上げDIYが
始まります。工期は約2ヶ月を確保していますが、土日のみの作業となると
なかなかタイトなスケジュールとなりますね(汗)